魔力がある孤児のスノウは神殿で育てられ、若くして治癒の才能が開花。治癒の聖女の称号を得た。　十六歳の時に戦争が始まり、スノウは戦地で負傷者を癒し続ける。二年後に戦争は終わったが、スノウは過労で倒れてしまい、治癒魔法を使えなくなってしまった。　これまでの功績を考えて第二王子と婚約することになるが、大勢の前で婚約拒否をされ、治癒魔法が使えなくなったことも暴露されてしまう。　治癒の聖女だったのはすでに過去。今は魔力が一しかない役立たず。第二王子に婚約拒否された不名誉な経歴持ち。　スノウは責任を取る形で聖女の称号を返上させられた。新たに与えられたのはド田舎にある修道院の院長の役職。左遷。厄介払い。事実上の追放だった。　 ＊聖女でなくなったことで、本当の自分らしい人生を歩こうとするスノウのお話。 ＊魔眼を持つが故に疎まれていたルフが、スノウに出会うことで人生が変わるお話でもあります。 ＊2022.9.14完結。

正義とは時に悪であり、悪もまた時に正義である。 使用すると不思議な力を得る事が出来る石を巡り、彼らは自分の意思を貫き通すため、世界を生きる。 彼らは、この理不尽とも思える世界で、何を考えどう行動するのか。 １章ごとに主人公や登場人物が変わるマルチ主人公型の物語となっております。 プロローグに過激めの流血表現アリです。 一章の②まではエブからの修整しての投稿となっております。遅筆ですが、楽しんでいただけたら幸いです。