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作者:藍園露草/作品情報/Nコード:N5363CL
短編 |
ある日のこと、お母さんは赤頭巾に言いました。
「赤ずきん、お婆さんがご病気になってしまったの。お婆さんは貴方をとっても可愛がってくださったのだから、お見舞いに行ってあげなさい。きっと、喜んでくださるから」
「はい、お母さん」
「それじゃあ、このケーキと、ブドウ酒を持って行きなさい」
赤頭巾がお婆さんのところへ一人で行くのは初めてのことだったので、お母さんは心配でたまりません。
でもお母さんには用事があって、一緒にいけないのです。
「いい? 途中で道草をしてはいけないわよ。それから、オオカミに用心するのよ。オオカミはどんな悪い事をするかわからないから、話しかけられても知らん顔しないと駄目よ」
「はい、お母さん。大丈夫よ」
赤頭巾はお母さんを安心させるように元気よく、
「いってきます!」
と行って、出かけて行きました。
ジャンル:童話〔その他〕キーワード: 冬童話2015 童話 赤ずきん 狼 猟銃 狩人 ドS 不憫 コメディーチック? 最終更新日:2015/01/01 02:46 読了時間:約7分(3,032文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 66 pt ブックマーク: 8件 評価人数: 6 人 評価ポイント: 50 pt |
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