町に噂のコロッケ屋台がやってきた。普通とは違う、その謎のコロッケ屋台とはーー。たかがコロッケ、されどコロッケ。コロッケの愉快な短編話。

　異世界でのコロッケ作りは案外難しい。そもそも材料はどうすればいいんだ。 異世界に転移したホダカは、金なし、スキルなし。でも、夢はある。 　何も持たないホダカが抱いた夢とは『コロッケ屋を開くこと』 　ブラック飲食店での経験で塞ぎこんでしまった心を解きほぐして、可愛いパートナー：ティナと共にコロッケ屋創業に邁進する。 　さあ、ホダカが蹴った石ころは波紋を呼び、異世界への扉を開いた。 今こそ、夢を叶えようじゃないの。 　夢に突き進むホダカを支えるのは、ほのぼのとした登場人物たち。 　心温まる異世界転移ストーリーが開幕。 　※ 　この作品はカクヨムにも掲載されています。 　カクヨムを先に更新していますので、お急ぎの方はカクヨムへ。 　https://kakuyomu.jp/works/16817330662391642734 　ブックマークとか評価してくれたら嬉しいです。

勇者のおかげで平和を取り戻した世界。 立役者である勇者は、今日も商店街のコロッケを買いに行く。 ※エブリスタにも掲載しています※

　夏の海辺には、たくさんのやどかりさんがいました。やどかりのコロッケ屋が引っ越しました。新しいやどかりがコロッケ屋を引き継ぎました。

三十五歳、嫁なし、彼女もなし。 実家のコロッケ屋で働いている。 波風のない生活で、自分も特に焦りがあるわけでもなく。 ある日、中学時代の音楽の先生が市民祭りで百人合唱団の指揮者を すると新聞に載っていた。団員の募集もしていると。 母と妹に勧められて、ちらっと団員募集に出かけてみた。 そこで、なんだか懐かしいような顔に出会ったのだけれど。

とある街角のコロッケ屋で出会った二人。歳の差がゆえに、その恋は叶わないものとなるのだが……。