「３分で読める。忘れるのに一生かかる。」 そんなサクッと読める短編集です。 感想などいただけると嬉しいです。 宜しくお願いします。

ナタリアはイグナート旦那様を心から愛し、また大鷲族のイグナート公爵も妻を溺愛していた。 しかし。 「──っ、ありえない。君が私の【運命のツガイ】でないなど──」 大好きな旦那様からの言葉と手を振り払われただけだったのだが、階段傍だったこともあり、そのまま階段から転げ落ちてしまう。 夫の混乱する声と暴走を聞きながら亡くなったのだが、時が戻り事件の一ヵ月前に戻ってくる。 自分が【運命のツガイ】でないことに落ち込むも、未来の時間軸で妊娠していたことも知り、自分の子供、最悪の未来を変えるためにも別居あるいは療養したいと旦那様に伝えようとするのだが──。 日間総合1位になった記念に連載を開始してみました。 ※短編の連載版になります。少し追記してますが、2万文字までは短編と流れは同じです。 サクッと読める短編はこちら ncode.syosetu.com/n7171jt/

短時間でサクッと読める短編集です。ある一人の男が転生するところから物語が始まり、それぞれの章で異なった新しい人生のストーリーが展開されます。新作ができ次第、順次更新していく予定です。タイトルは某有名ラノベのパロディです。

※暴力表現あります。 「君を愛することはない」と初夜に告げられたアンジェラ。ショックを受ける彼女が出た行動は、あまりに早すぎる報復だった。 サクッと読める短編です。

黙っていても光り輝き、微笑めば花が咲き、口を開けば爽やかな風が吹く——と讃えられる絶世の美貌を持つ騎士エーリクは、上官命令でお見合いをすることになった。いざ対面した見合い相手をエーリクはいたく気に入ったが、実は……エーリクは見た目からは想像もつかないレベルのとんでもないおしゃべりなのだ。彼女に嫌われないよう必死で猫を被るエーリクだが、ひょんなことから自分の話を「おしゃべりな同僚」の話として彼女に聞かせたところ、彼女はそのおしゃべりな同僚に興味を抱いたようで……◇◆◇残念系美男子×懐の深い女の子の、大した山も谷もなくサクッと読める短編ラブコメです。コメディ要素は主におしゃべりな主人公と同僚のわちゃわちゃ具合に詰まっております。

私は聖女としての力が弱い。「より強い力を秘めた美少女を見つけたのだ！　おまえはもう要らない」と婚約破棄された。悲しくはない。なぜなら聖女は大変だから。代わってくれるなら喜んで。ところが美少女との恋が実らず、元婚約者が追いかけてきた。

私の婚約者は無能。でも王太子。国の威信を示す凱旋パーティーで美少女を連れている。「心配するな。これは俺のおもちゃだ。飽きたら捨てるよ」と。戦争に勝利したばかりの王国では、奴隷が溢れる。敗戦国の貴族の娘が、目の前で王太子におもちゃにされる。勝敗が逆なら、尊厳を踏みにじられるのは私だった──

働いて疲れて帰ると、私のベッドに夫と妹がいた。二人とも恥じらいは微塵もない。「今まで通り何も考えず働いていればいいんだ」と、家門を守るためだけに婿にした夫。「どうしてお姉様はオシャレもしないのかしら」と裸のくせに嘲笑う妹。フラフラと屋敷を出ると、向かいの屋敷に住む幼馴染が視界に入る。彼の家と私の家は、この王国の二大公爵家。そして彼は嫡男、私は長女。淡い初恋さえ許されない関係だった。自責思考で過労になるほど報われない努力を続けたヒロインと、片思いを続けるストーカー気質の幼馴染が、幸せになるまでの恋のお話。

私は、とある伯爵家の庶子。母は使用人の髪結いにすぎない。私の存在を疎ましく思う父親は、持参金が要らないと申し出た伯爵家に嫁がせた。教会では滞りなく結婚式を終える。しかし、初夜「おまえを愛することはない」「一生、抱くことはない」と、結婚相手は宣言。庶子として屋敷の使用人棟で生き抜いた私は、口が達者。この危機を、自分で切り抜けて、新しい人生を掴んでみせます！ ※ヒロイン的にはハピエンですが、夫婦としての復縁はありません。 ※12/13日間総合ランキング３位　12/15週間総合ランキング5位　疾走するハリネズミのようなヒロインを理解して頂けて、めちゃめちゃ嬉しいです！　ありがとうございます！！！

夫に愛され幸せに暮らしているはずでした。「ジュリア」ってだれ？　寝耳に水の寝言から、浮気相手を探すものの、見つかりません。 ※ラブラブ夫婦のちょっとした事件をお楽しみ頂けると嬉しいです。「なろうラジオ大賞6」応募作品で千文字なのでとても短いです。

「母上の言うこときけないなら結婚してあげられない」と末っ子第四王子に婚約破棄されたはずだった。オペラ鑑賞や食事も妃殿下同伴。妃殿下のお古のドレスや編みぐるみを押し付けられる。婚約中でこれなら、結婚して同居後は、絶対無理！　やっと婚約破棄されるのに成功したのに、なんでまた屋敷に来たの！？

笑顔を絶やさぬ姉と泣き虫な妹がいる。姉が王太子殿下に頂いた婚約指輪が消えた。すでに婚前儀式中で、密室推理サスペンスが始まる。と思ったら、そこはあっさりエルフとドワーフが解決。だけど姉の婚約は破棄され、王太子殿下と結婚したのは、全てを仕組んだ妹。サクッと読める、泣き虫妹への因果応報ざまぁをお楽しみください。

「王家の兄弟を弄び、仲たがいさせた悪女がよくもまあ、のうのうと」 美女というだけで、めちゃくちゃな噂が広まる。かなり地道に頑張って王妃として生きたのに、嫌われて、処刑された。嫌われた発端は、大人気の第二王子が私に一目惚れしたこと。そして、私が夫だけを愛したこと。もう、二度目の人生は頑張らない。真の悪女として、男を手玉に取って生きていきます！

政略結婚前に、父が恋人とつくっちゃったのが私。母の死後、伯爵である父に引き取られた。当然、母を憎む義妹から虐めが始まる。領地の放置と贅沢のせいで家が傾くと、父は援助の代わりと義妹の結婚を決めた。当然、義母と義妹は反対し、身代わりとして、私が成金男爵家の後妻となることに。が、屋敷に着いたら男爵家当主の葬式で───

「私がいないとだめなの。ごめんなさいね」婚約者を訪ねると、必ず従姉もいる。二人で私のわからない話ばかり。婚約者は私に話しかけない。「かまってあげなきゃ、かわいそうよ」と従姉。疎外感だけ味わって、一言も交わさず帰宅することも。だけど、お金儲けに夢中になって、世界が広がると、婚約者なんてどうでもよくなってくる。私の幸せは貴方じゃないわ！ ※2024/12/03　日間総合ランキング1位　泣きそうです。めちゃめちゃ嬉しいです！本当にありがとうございます。

人魚は千年間も、生きてしまう。千年は中々長く、人魚は何度も傷ついた。やっと九百五十年目にして「愛してる」と言う人に出会えた。喜ぶ人魚。しかし、その男に、愛なんてなかった。他に愛する人がいた。悲しむ人魚は海に帰る。人魚の本当の幸せはどこにあるのか──

お坊ちゃまは私のことを「なんでもいいなりの僕のおもちゃだ」と言った。しょせん平民のメイドだから、当然なのかもしれない。だとしても、特別に大切にされてると信じ、全てを捧げたのに。やっと愛されてないと気づいた愚かな私は、ワンワン泣いた。悲しくて、悔しくて、復讐を決めた──

幼い頃から、病弱な妹はなんでも私の物を欲しがる。人形も、ドレスも、婚約者も。なのに奪った後、大切にしない。お父様はそんな妹を叱りもしない。もういいわ。そんなに欲しいなら、新しい婚約者もあげる。でもね。幸せになるのは、妹と私どちらかしら？

サクッと読める短編を並べていく。 思いのままにつらつらと、暇つぶしにはなるでしょう。

舞踏会で、既視感たっぷりのテンプレ婚約破棄が始まった。 「悪女めッ！」なんて婚約者に叫ばれちゃうけど、予定通り。 愛され悪役令嬢とちょっぴり粗暴な騎士は、しれっと断罪返しを決めてみせますわ。 だって七日も前に、わざわざ浮気を教えてくれたんですもの。