予報外れの雨の中、彼女は一人呆然と立ち尽くしていた。 雨に濡れた彼女を言われるがまま家に迎え入れた彼――月城一秋に、彼女が告げた言葉。 そのたった一言が、彼の心にある『呪い』をかけた。 大体そんな感じのお話です。 ※シリアスパートもありますが、そんな暗い展開にはなりません。 ※もしも気分が暗くなってしまった時は活動報告を読んでください。暗くなった気分が「スン……（真顔）」ってなると思います。 ※pixivの方にも投稿していますが、こちらの更新もビックリするほど気まぐれです。 https://www.pixiv.net/novel/series/9129248

　それは突然言い渡された。 「キャロライン、君を追放する」 　公爵令嬢キャロラインはダンジョンの地下１００階にて、いきなり勇者パーティーからの追放を言い渡された。 　この物語は、この事件をきっかけにその余波がミッドランド王国中に広がりとてつもない騒動を巻き起こす物語。 ＝＝完結いたしました。一気読みできる分量なので是非読んでみてください＝＝