推しに推している舞台俳優アラン。その初主演舞台のチケット争奪戦に全敗したOL須田梨々香。 有給を使い切る覚悟で全公演申し込んだのに、一枚も当選しなかった。 推しの晴れ舞台を見れないショックから、梨々香はうっかりで歩道橋から足を滑らせてしまう。 目が覚めると知らない場所で、目の前にはアランそっくりの王子様がいた。 別の世界からきた「まれびと」には、いるだけで国に安寧をもたらす不思議な力があるという。 王宮に保護されたリリカはこうして庇護対象となり、おとなしく暮らして…いけるはずもなく。 公式・配信・舞台・SNS・グッズ・ラジオ…なにもかもない世界で、オタクとしてどう生きるべきか。 異世界で、推しと同じ顔をしたヴィルジニー王国第二王子ユリウスと、どこにいても推し活をしたいリリカのお話。

ブランシュ・カローはもういない。 音を香水へと変化させた少女は、ラベンダーの香りに包まれながら、その姿を消した。 そして舞台は新たな香りの世界へ。 オーロール、そしてヴィジニー・ダルヴィー。 二人の少女が紡ぎ出す、もうひとつの香水の旅路。 ※ Parfumésie 【パルフュメジー】からの続編となっております。まだ読まれていない方は、そちらからお願いいたします。

「お前との婚約のせいで俺たちの人生は滅茶苦茶だ！」 次々と婚約者をダメ男に変える正体不明のスキルを持つ公爵令嬢ヴァージニア（ジニー）・レッドロータス。彼女は美貌と家柄には恵まれているのに、そのスキルから悪評が立ち、ある時ついに被害者の会の罠にかかった。仕組まれた罠は――雑魚オークとの強制結婚だった！ 「ふざけないで！ オークなんかに嫁ぐ気はないわ！」 ジニーはリングを外そうとするが、国王による勅命により、結婚は強制的に成立してしまう。そのため仕方なく、ジニーは自分の旦那になったレッサーオークの男、ハイク・マクラーレンを最高の男に鍛え上げることにした！　 勝ち気なジニーと誠実なハイクがタッグを組み、魔界も人間界もひっくり返す痛快逆転劇が開幕！

「お前との婚約のせいで俺の人生は滅茶苦茶だ！」 次々と婚約者をダメ男に変える正体不明のスキルを持つ公爵令嬢ヴァージニア（ジニー）彼女は美貌と家柄には恵まれているのに、そのスキルから悪評が立ち、ある時ついに被害者の会の罠にかかった。仕組まれた罠は――雑魚オークとの強制結婚だった！ 「ふざけないで！ オークなんかに嫁ぐ気はないわ！」 ジニーはリングを外そうとするが、呪いのアイテムのため外れず、結婚は強制的に成立してしまう。そのため仕方なく、ジニーは自分の旦那になったレッサーオークの男、ハイクを最高の男に鍛え上げることにした！　 勝ち気なジニーと誠実なハイクがタッグを組み、魔界も人間界もひっくり返す痛快逆転劇が開幕！

　母系文化の資料として読んだ「家父長制の起源～男たちはいかにして支配者になったのか／アンジェラ・サイニー」の一部要約です。もう頭に入ったので消してしまおうと思ったのですが、あまりにも衝撃的な内容だったので、コレから結婚を考えてる方々に、一応知識として伝えておこうかと思い掲載しました。 　日本は先進国で最下位近いほどの、ひどい男尊女卑の国です。結婚するならミソジニーの歴史を覚悟の上でしてください。

異世界に転生できるようだ。カタログショップのような「神の間」から竜人を選択した俺は卵からの異世界人生スタートとなった。しかし、生れ落ちると三つ目の鳥みたいな変な竜だし、兄弟共々放置プレイだし、やっと、現れた竜人親兄弟は、餌しかくれず、ネグレクトっぽい扱いだし、弟を殺さないと竜人となれないことを知った俺は、弟とともに異世界の空に脱出することにした！　異世界での生活はサバイバルな生存活動か？　しかし、ＲＰＧ的なステータスもあるし、魔法も使えるし、弟も懐いてきたし・・・え？　弟じゃない？　妹？　まあ、野生を満喫してレベル上げしてけばいいじゃねっと、楽観的に異世界を闊歩し始めたら、野生の熊が懐いてきた。懐いてるのは妹ジニーの方？　このままでは竜人娘ジニー・ギンギが野生化してしまう。俺、ザンザ・ガンガは何とかジニーと熊のゼナを文化的に導こうとするのだが、原野では毎日が大自然の営みで異世界ネイチャーライフを満喫してしまってますう！

地下アイドルグループ『K(:night』（ナイトナイツ）、通称２Kナイ（にこナイ）に所属する板爬虫類系男子二枚目看板のいもりはあつきが今推しているアイドルの名前だ。 ライブが終わるとすぐに更新しても流れないSNSを更新し続ける。自分たちしか使っていないハッシュタグをつけ、誰にも伝わらないいもりのライブの良さを数千字書きなぐる。同担と良さを噛みしめる。 同じファンであるジニー・ウィーズリーのリスペクトだという赤毛の大学生ゆるはとともにファミレスで語り合っている最中SNSでいもりからのお知らせが届く。 それは、いもりが四月一日で卒業するというお知らせだった。

昔書いた短編を声劇台本用にリメイクしたものです。 旧題：彼女とジニー 　"彼女"と、その話し相手になるために造られたアンドロイドの話。 営利・非営利問わず、この作品を配信などで読み聞かせしたりしていただけたら嬉しいです。 使用報告も必要ありませんのでご自由に。

ジニーはリンドバルト伯爵家の庶子として、伯爵家の敷地の片隅で母親と共に暮らしていた。父も母も義理の母も弟も妹も平穏で優しい人々だったので、特に虐待やら迫害やら酷い目に遭うこともなく、それなりに幸せに暮らしていたのだが、ある日縁談がやってきた。エリオット国王陛下の51番目の妃として嫁ぐようにという勅令だった。 よし。逃げよう。 はじめての投稿になります。 ふわっと西欧風で魔法がある世界です。 ヒーローの行動とヒロインの言動に問題があるためR15です

家庭用向けに開発されたアンドロイドが社会に普及した近未来の日本で、彼女ナシ・貯金ナシ・派遣社員の【弱者男性】な主人公は、最新の女性型アンドロイドを購入する。 主人の命令に絶対服従のアンドロイドを手にしてご満悦な主人公だったが、やがて、身に覚えのない「ある疑惑」をかけられてしまい、社会的に抹殺される。 絶望する主人公に接近してきた謎の男は、アンドロイドの開発目的の真の意図と、弱者男性を取り巻く「市場」の存在について語り始める。

「ジニー、僕は君を愛そうとは思わない」 アッシュビー伯爵家の嫡男ユージンに嫁いだホルスト男爵家ジニーは、白い結婚を宣告された。ユージンには愛する平民の娘がいたから。要するにジニーは、二年間の契約でユージンの妻役を務めることを依頼されたのだ。 「慰謝料の名目で、最低これだけ払おう」 「大変結構な条件です。精一杯努力させていただきます」 そして二年が経過する。 文藝春秋社から発売のコミックアンソロジー『不遇令嬢の華麗なる逆転 ～待っていたのは溺愛ルート！？　～ アンソロジーコミック』（漫画：葉月先生）に収録されています。

ある時、意識を覚醒させた赤子、リーム・ヴァリュアブル。 そして《グランプロミス》というゲームのラスボスの右腕、《冷血公爵》だと気づき、決意する。 異端審問フラグを前倒しする訳には行かないッ！誰にもバレぬよう、力を蓄え、死亡フラグを回避するのだ……！ が、「2週目の人生、好き勝手してもいいじゃないか」 ひねくれた転生者の知恵と、リーム・ヴァリュアブル本来の傲慢さがシナジー効果を起こし自尊心がエベレスト並に肥大する！！ 異端とされる魔術の素晴らしさに惚れ込んだリームは、優秀な頭脳を最大限活用し、異端とバレない環境作りを目指す。 ゲームでのリーム・ヴァリュアブルは、最終的に異端審問で拷問され処刑される。 そしてサブヒロインで婚約者であるロータリア・ドベルト侯爵令嬢は、主人公について行くか攻略しなかった場合は弟と結婚し、伯爵家となったヴァリュアブル家に嫁ぐこととなる。 だがしかし、リームは自らが最優だと盲信し、並ぶ女はいないと狂った価値観でミソジニーを加速させる！ 《グランプロミス》の舞台が始まる士官学校までリームは生き残ることが出来るのだろうか……。

男に生まれた「私」を溺愛する母親から聞かされた、戦争の話。 ミソジニーとミサンドリーがせめぎ合う、おとぎ話のような近未来SF！ 全部で6000字と少しの予定です。

カリフォルニアの田舎町、高校生のジニーは運命的な出会いをする。それは、マイナーリーグにやって来た日本人、松田巧だった。左のアンダースローのピッチャーで、抜群のコントロールと浮き上がる変化球、アンダースローとは思えない速球でメジャーリーグを目指していた。 惹かれ合う二人だったが、マイーナーとは言えプロの野球選手と普通の高校生であり、ジニーに好意を寄せるメジャーリーリーガーを確約されたマットの出現や、家を出て行った父親との葛藤がジニーを悩ませる。 そして、ジニーは巧の才能に気付き、そっと身を引こうとするが、巧はある記録でジニーと自分に答えようと奮戦する……そんな不器用な二人の、恋と野球の物語。

バイト先の人を蹴る話で小説を書いてみました。

　俺は勇者のガイ。いわゆる異世界転生者で、そうなった経緯は大体、俺がいた世界で流行っていた異世界モノのテンプレ通り。そして俺は、神様から第二の人生と引き換えに与えられた使命を果たすため、仲間達と共に、ついにこの世界『バルジニース』に存在する魔王と対峙したのだが……。魔王は想像以上に強く、そして俺は仲間達のために、この世界のために……神様から授けられた究極最終手段である、謎スキル『イヤボーン』を発動する事を決意するのだが――！？

　これは、感情をエネルギーに変換する心の新領域「聖杯」によって、特殊能力を行使できる「アイドル」となった少女たちが、黒色の怪物「イドラ」との戦いや仲間たちとの葛藤を乗り越え、成長する物語である。 　気弱で口下手な少女クレアは、アヴァロン・プロダクションで学びながら、アイドルユニット・キャメロットとして活動しているアイドルだ。 　五年前。彼女は母親からの虐待と同級生からのいじめを苦にして、学校の屋上から飛び降り自殺を図ったのだが、そのときにアイドルの力に目覚め、死を免れていた。 　特別な任務が目前に迫っていたある日、クレアは同級生のメイと再会する。 メイと顔を合わせた瞬間、五年前の辛い過去がフラッシュバックとなってクレアを襲った。アイドルにふさわしくない弱い自分を自覚した彼女は、それを追い出すために優越感と全能感をこじらせていく。 　一週間後、クレアは不健全な聖杯のまま、特別任務に臨んだ。案の定、彼女は戦闘中にフラッシュバックを発症し、聖杯を暴走させてしまう。制御不能のままイドラに取り囲まれたのだが、先輩アイドルのジニーによって窮地を脱することができた。 　任務中の失態を重く受け止めたクレアは、自責の念にさいなまれる。 　キャメロットのメンバーと仲違いして、絶望したクレアは、再び死を望む。しかし、ジニーの奔放で強い心に魅せられて思いとどまり、ジニーのように「正しくぶつかって、向き合い続けられる」自分になることを誓うのだった。 　クレアは、絆を取り戻した仲間たちとともに特別任務の最後の難関、強大なイドラ・レヴィとの戦いに臨む。全員が自分の持てるすべての力を出し尽くした結果、辛くもレヴィを退けることに成功した。 　今回の特別任務を経て、心の奥底に囚われていた過去の自分を解放し、辛い経験を克服したクレアは、メイと向き合うことを決意する。 　互いの想いを伝えあった二人は、五年前の葛藤を乗り越えることに成功した。

アタシに、客？ …あのカウンターの男だね？ …いや、いい。アタシがちょっとハナシ聞いてみるよ。

戦場で仲間を失った元兵士モーリスは、ニューヨークの広場で破天荒な女ギャング、ジニーと出遭う。 それをきっかけに、彼は狂人達との戦いへ身を投じる事となってしまう。 何気なく踏み入ってしまった裏社会で、モーリスの戦々恐々の日々が始まる……！

辺境伯の娘レオナール・アレは幼い頃に見たヴィルジニー・セナンクール第一王女に見惚れ、彼女の傍に侍るため、騎士の道へと足を踏み入れた。日々、彼女を遠くからでも眺めることができ、至福な日々を送っていた。けれど、ある時、王女には想い人がいるということを知ってしまう。誰かを想う彼女の姿を見るのが辛く思ったレオナールは彼女の傍から離れることを決意する。 ※ノベプラに先行投稿しています ※短めの数話のお話予定