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作者:大河内健志/作品情報/Nコード:N5598GN
短編 |
ボクは、死んだ。
特急電車に飛び込んだ。
体は、細切れのようになっているのに、なぜかボクはいる。
苦しみとか、悲しみとかが一瞬に消え失せると思っていたのに、ボクの魂はそれを全部背負っている。
ボクが、ボクでなくなるのに、その重荷は消えない。
重荷を背負ったまま、ボクでなくなったボクは、一体どこに行くのだろう。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 日常 私小説 パンデミック 自殺 特急列車 スニカ― 轢死体 魂 絶望 来世 最終更新日:2020/10/02 23:08 読了時間:約2分(526文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 38 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 36 pt |
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