狂気的なまでに演劇を愛する男『火村』 あっけなく死んだ彼はとあるギャルゲーの悪役貴族に転生したが、まぁ見事なまでにキレた。 「（ふ、ふふふふふふふふざけんじゃねえ！！　俺のような一流の演劇人にこんな将来小物の豚の悪役貴族になる男を演じろってのか！？　調子乗ってんなよクソが！）」 彼が転生した男は『グラン・フォン・バハムート』典型的な咬ませ犬キャラである。 演劇人である己を愛しすぎた余り、最早ナルシスト気味な彼は心に決めたのだ。グランとして生き、その上で悪役としての役割を孤高に格好よく全うする事を。 その末、盲目の王女や野生児ヒロインに目をつけられるのだが、彼はそれでも演技はやめない。 これは、膨れ上がった虚像のせいで悪役になるになりきれない愚かな演劇人の物語。 ※旧題『小物の悪役貴族に転生した～俺が孤高のカッコイイ悪役貴族にしてやるぜ！～』

　ある日、『國上　鉄郎』はとある不良グループに単身で突っ込み、その結果不良グループをほぼ壊滅させたものの、最後の最後で後頭部を酒瓶で叩かれ気絶し、そのまま意識を失ってしまう。 　その直後、鉄郎は見覚えのない河原で目を覚ました。足元を見ると足首が川の水に浸っているので、まるで川に身投げしようとしてしたかのようにも見える。 　鉄郎は「大方、あの不良共が気絶した俺を川に投げ捨てたんだろ」と考え、川から上がり、見覚えのある道まで戻ろうとズボンのポケットからスマホを取り出し、マップを開いて歩き出した。 　 　鉄郎は気づかない。 　もう既に、自分が以前住んでいた世界とは異なる、男女比１：１０の世界にいる事に。 　鉄郎は気づかない。 　すれ違う人達の全てが女性であり、その全ての人が男である鉄郎をガン見していった事に。 　 　そしてやがて、鉄郎は気づいた。 「あれ？　駅前のコンビニ無くなってる……。コンビニの無い駅前なんて行く価値なくね？」 　これは、鉄郎がこの世界にのさばる、女達に守られた『なんちゃって不良男達』を相手に真の不良を拳で教え込む物語。 ※基本息抜きに書いている作品なので更新は不定期です。

俺は幼馴染が好きだ。そして、そんな幼馴染は学校でも一番の人気者で有名人。幼馴染同士でここまで差があると流石に疎遠になってしまうかと思ったが、幼馴染は未だに俺との交流を続けてくれている。本当に優しいもんだよ。そんな彼女に俺は放課後公園に呼び出され、こう言われた。 「――私ね、好きな人が出来たの」 幼馴染からの恋愛相談。俺は幼馴染が好きで、好きだからこそ彼女の恋を応援すべきだろうと自身を鼓舞して立ち上がった。そして、そんな幼馴染が好きになった相手は学校でも一番の不良少年だった。 「いや、話しかけたくないんすけど」

中三の卒業式の後、俺は知らない眼鏡をかけた女になっていた。やけに中二病チックな部屋で目が覚めた俺は、部屋にあった机の上に置いてある『夜中の二時に東公園に来て』という置手紙に従って公園に行くと、そこには正真正銘の『俺』が居た。 そんな俺の姿をした彼女によると、どうやら俺と彼女の身体を呪術による術で入れ替えてしまったのだという。もう一度その術を発動するには一年かけて呪力を溜めなければいけないらしく、俺は女として人生の一年を過ごさなければならなくなった。 そして一年後、彼女から呼び出され呪力が溜まった事を報告されるが、突然彼女はこのまま『俺』として人生を歩んでいきたいと言い出して――。

もてたくて仕方ない男のタラレバ話とそれに付き合わされるかわいそうな男

　俺は新聞記者として訪れた取材先で変質者あつかいされ警察に通報されてしまった。近づくサイレンの音に冷静さを失い逃げ出してしまった俺は、不幸にも出会いがしらのパトカーに跳ね飛ばされて死んでしまった。そうなったのは、取材対象だった売れっ子モデルの幼馴染が俺と気付かずに警察に通報したからだ。俺は死にゆく過程で、せめて今どき流行りのハーレムな異世界への転生を願ったところ、目覚めたのはなんてことない俺の部屋だった。（なんだ、死んだわけじゃないのか）少しばかり楽しみにしていたのに残念に思ってしまうが、俺は死んでいた。 　 　蘇った世界は、20年前の9歳の時だった。俺は、再会した死の原因となった将来トップモデルになる幼馴染に対して、「あいつは俺の仇！」復讐することにした。具体的には、取材嫌いで有名だった幼馴染の幼年期に密着して将来役立つようなスキャンダルネタを掴む事だった。「復讐のためなら捏造でも、やらせでもなんでもしてやる」そんな固い決心だったが、幼馴染が俺を冷たくあしらった理由が徐々にわかってくると、俺は復讐方針を改めざるをえなくなったのだ。

「～たら」「～れば」 俗に言うタラレバと、切なく悲しく冷たくて、甘かった恋のミックス。 キミとの記憶はそっと、胸に閉まって。 何度も涙を見ながら、２度目の恋を。 キミ以上に好きになれないなら、キミ以上に幸せに。

あの大地を観察する者が必要です…… そんな神のアイデアから生まれた彼の使命は、人類を観察し、護り、導くこと。 必要なものは全て揃っている。 これは一人の男が大昔から発展する人類と共に生きていく物語。 ※作者にまともな語彙はありません。ついでに字数もありません。 ※気が向いたら更新します。

人生の選択を再選択できるとしたらどうしますか？タラレバスイッチを入手した橘の取った行動は？ 第1作「タラレバ」 タラレバスイッチを使われた側はどうなっているのか？ヒロイン白石めぐみから見た世界 第2作「タラレバ～Another perspective～」 橘と白石のその後運命はどうなるのか？タラレバシリーズ完結編 第3作「タラレバ～Revenge～」

前作、タラレバのヒロイン視点での物語。人生の選択を再選択出来るスイッチを使われた側はどんな運命を辿るのか。

ある日、公園のベンチで妙な箱を見つけて中を開けてみたらスイッチが入っていた。 人生の選択を再選択出来るとしたらあなたはどうしますか。 この作品はpixiv小説にも掲載しております タラレバ | PeDaLu #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=10227990