【連載中止】※詳しくは活動報告にて。 高校生の一色乃詠は、ある日突然、妹とともに異世界へと聖女召喚された。 しかし鑑定時、乃詠のステータスだけが文字化けを起こし、悪魔だと誤解され、転移アイテムによって強制的にどこかへ飛ばされてしまう。 転移先は、瘴気の立ち込める森の中。凶悪な魔物たちの巣窟――ダンジョンだった。 早々に瘴気の影響で死にかける乃詠。だがしかし、召喚の際に獲得していたらしい称号【万能聖女】が効果を発揮、そのご都合きわまるチートっぷりに命を救われる。 その後も、チート称号によるサポートや、戦闘スキルまでをも次々と獲得し、聖女なのに一端の戦士以上に戦えるようになった乃詠は、デンジャラスな魔物たちの洗礼をどうにか切り抜けつつダンジョンからの脱出を図るのだが……。 これは、異世界に召喚されて即追放された野良聖女が、時に聖女らしく辻救済したり、時に聖女らしくなく武力無双したりしながら、トラブルに巻き込まれつつも、仲間たちとともに気ままな異世界ライフを満喫する物語である。

彼と彼女とあなたと私とキミと僕の交差する悪質で醜悪で偽善で欺瞞に満ちた、満ち満ちている物語が始まる。 僕たちが認識している世界はどのくらい正しいのだろうか。 彼と私が知っている世界はどれくらいの真実を孕んでいるのだろうか。 ならば、知らないところで世界がどうなろうとも、誰もわからない。 人間が死んで生きて苦しんで楽しんで愉快で滑稽な様を描く、ファンタジー。 世界を―――××××のは一体ダレダ？