いつものような日常が続くと思っていた主人公... 青山裕正は学校帰りに異世界に召喚されてしまう 召喚国「ディルティーナ」王国を信用できないと判断した裕正は元の世界に戻る方法を探す為、召喚された世界「テイラルス」の世界を仲間と共に旅をすることにした

ある日突然一人の神が魔王へと堕ち地上に降り立ち下界の者たちに向かって様々な災厄を振りかざした。 これに対抗するため天界の神々は魔王によって割れた大陸一つ一つに神が降臨し民に加護という一人一人の力を与えた。 加護を与えられた民はそれまで狩猟にしか使っていなかった魔法や剣術を磨き神々から与えられた加護も合わせ力をつけては魔王へと挑んだ。拮抗の長い戦いの中で受け継がれていく技や知識それによって勇者と聖女たちにより討伐が成された。 その後互いに愛し合っていた勇者と聖女は王に褒賞として静かな暮らしを望みディルティーネという神がいる大陸にて暮らした。その大陸はそれまで誰一人住むことが許されていなかったので勇者と聖女以外に人はおらず静かな生活を送っていた。 そしてついに一人の子供にも恵まれた。 ただその子供は少し、いやかなり特殊な体質を持って生まれてきた。勇者と聖女二人の力を一人で引き継ぎ聖女と勇者両方に入れ替わることができた。 そんな子がついに外の大陸へ出て暮らしていく。小さいころから勇者に剣を習い聖女に魔法を教わる。 そして神から与えられた加護も異常。ただし本人や両親は普通に暮らすことを願う。 果たしてこの子供はどこまで行くのか…

幼いアルティはある日、先祖の魔女の記憶を持って目覚める。誕生日の朝であった。 アルティはしばらくそこを離れ、自分の実家から盗んだ金貨の小袋と魔法で身を立てていく。 『かきつくりシリーズ』の作品です。