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作者:野生のイエネコ/作品情報/Nコード:N2137KH
完結済 (全30エピソード) |
涙が至高の秘薬となる聖女として覚醒したフィオラは、国に囚われ、痛めつけられて無理やり涙を採取される生活を強いられていた。
ある時、本来怪我人の治療や魔物の浄化に使われるはずの涙が、王侯貴族の若返りのために不正に使用されていることを知ってしまう。
こんな場所から逃げたいと願ったフィオラの思いを神が汲んだのか、フィオラは囚われていた監獄を抜け出し、魔の大森林へと転移していた。
しかし大森林の中で遭難しているところを、隣国の騎士に見つかってしまう。
聖女の証である空色の瞳を見られ、また拷問で無理やり涙を採取される日々に逆戻りかと怯えたその時。
「この玉ねぎを、みじん切りにしてくれませんか?」
騎士はそう言って玉ねぎを差し出した。
玉ねぎの成分で涙を流しながらみじん切りにしつつ、騎士の作る玉ねぎ料理に舌鼓を打つ。私の聖女生活は、隣国の騎士との出会いによって一変したのだった。
※6万字で完結予定。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: R15 残酷な描写あり シリアス ほのぼの 女主人公 西洋 中世 騎士 聖女 トラウマ回復物語 泣ける 脱走聖女 最終更新日:2025/04/24 18:17 読了時間:約118分(58,769文字) 週別ユニークユーザ: 197人 レビュー数: 0件 総合ポイント: 908 pt ブックマーク: 96件 評価人数: 81 人 評価ポイント: 716 pt |
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