主人公、キサラギ・キョウジは神の命により異世界へと転移する。そこで彼は未知の常識、文化に触れ、それでも何とか細々と生きようとしていた。 しかし、このままで良いのか？　こんな事で生活が安定するのか？　そう思った彼は、異世界らしく、地球での知識を生かした商売を始めようと画策する。 「これを買って、更に売れば、貴方は儲かる。俺も儲かる。両得じゃないですか！」 そして、彼は捕まった。ネズミ講は異世界でも犯罪だったのである。 牢獄から、自由を求めて、彼は異世界に踏み出すのだ！ つまり、愉快な主人公が異世界で楽しく過ごす話。

　小国バルタザールの姫・レイラは強国アトレイアからの人質の要求を避ける為、密かに隣国への逃亡を図るが、アトレイアの軍に急襲される。 　 　護衛を殺され、山中に一人逃走するレイラ。そこで出会ったのは白いスーツにシャベルを持った男と、着流しに刀を下げた奇妙な2人組だった。 「何者っても、しがないヤクザだけどよう。あれ？　嬢ちゃんなんか警戒してる？　俺たち怪しいもんじゃないぜ。ちょっと穴掘ってただけだよ」 　圧倒的な戦闘力でレイラを助けたのは、異様な威力の魔法を使うアラシと、チャカと呼ばれる変わった魔道具を使うレツだった。2人は自分達の国を作るため大陸の覇者・アトレイア帝国に戦いを挑む。 　シノギは情報商材、ネズミ講、花屋に薬屋、賭場に風俗、みかじめ料。シマを広げて兄弟分を増やし、ハクイスケを連れて、アヤつけた相手にはドス持ってかちこんで、成り上がれ！　 　ヤクザの成り上がり　in 異世界。　開幕！

人と人のつながりが消えていく今日この頃。 僕たちはみんな寄り添い合おうとする。でもその形がパズルで上手くハマらないと僕たちは拒む。 なんて残酷な世界だ。昔のように就活が大学の推薦制になればいいのに。

喫茶店、Cafe Shelly。 ここで出される魔法のコーヒー、シェリー・ブレンド。 このコーヒーを飲んだ人は、今自分が欲しいと思っているものの味がする。 このコーヒーを飲むことにより、人生の転機が訪れる人がたくさんいる。 今日のお客様はお金を追い求めることに執着をしている清下。 知り合いの社長のすすめで、ネズミ講の投資話に乗ってしまったが、それが詐欺であった。 そのことを知り清下はとんでもないことをしでかしてしまう。 そこから逃げる清下に、シェリー・ブレンドが今やるべきことを教えてくれる。 清下は何をやるべきなのか？ この作品はAmeba Blog（https://ameblo.jp/cafe-shelly/）にも掲載しています。

前作で、証人を撃退した時の話を書いたので。 今作では、商人を撃退した時の話でも書いてみようかと……。 起きた事を忠実に再現している為、私の口調が非常に悪くなっております(笑)