「俺の名はアートマン。……賢者と言われた"愚か者"だ」 一見槍使いに見えるこの男。 かつてはある教団で『賢者』として名をはせていた。 だが、教団の裏の行い【世界征服】とそのために師である女性を生贄にしたことを聞き、怒りと悲しみを爆発させ教団を滅ぼす。 今はひとり、神槍『チャク』と魔槍『イシュタム』を背に、愛する女性をよみがえらせたいという願いを胸に、旅をしていた。 訪れたるは人生最後の大都市。 求めるは次元と因果を超越する3本目の槍『アラハバキ』 しかし、その直前に出会ったのが、やたらやかましい女ガンスリンガーだった。 その後も続く事件や強敵を前に、槍と異次元なる力『ロゴス』を用いてアートマンは次々と解決へと導いていく。 ※第一章完結。短いのですらっといけるかも。