追放とざまぁからスタートする、捻くれたファンタジーです。 【第一部】 王国聖騎士団の隊長エイスは魔力病にかかり、身体強化や剣戟強化の魔法制御ができなくなった。なんとかかつての輝きを取り戻そうと努力するも、騎士団副団長ベルナルドにより「使えない」という烙印を押されて追放された。 追放後、思うに戦えないため、ひたすら逃げることしかできないエイス。 そんな逃走の中、エイスは謎のダンジョンに迷い込む。そして、ダンジョンの中にいる災厄級の魔獣に襲われた。 エイスはどうにか隠し部屋を発見して逃げ込んだ。その部屋にある宝箱を開けると見たこともない形状の武器が入っていた。なんとも持ちづらい形をした剣。その剣は何と、エイスに話しかけてきた。そして、その喋る剣は第一次人魔大戦の際の遺産。最終魔導兵装シリーズの一角：魔人の右腕。通称「銃剣」であった。 魔力病の作用のせいで選ばれたエイスは圧倒的な戦闘力を得て、世界最強の一角となる（予定） 一方、その頃、エイスを追放した副団長ベルナルドと、エイスの後釜となったガイストは騎士団を着々と乗っ取ろうとする。しかし、エイスを失った騎士団は問題が続出する。 エイスを慕う騎士団隊長の少女リタは、証拠と協力者を集めベルナルドの企みを暴こうとする。 【第二部】 騎士団に手を貸していた圧倒的な力を持つ「黒の真言」に対し、なぜか人化して美少女化した銃剣とエイスは新たな力を得ようと奔走する。 エイスは自身の魔の力の根源たる狼のようなフェンリルのような魔獣と相対する。 ※　タイトル変更します（8月7日）（8月10日）（8月22日）