WEB小説大賞の一次選考に残りました！ 　主人公は『恋がしたい』と願う普通の高校生、これまでの人生で家族以外の異性とは会話をした事がない引っ込み思案な女の子。 　主人公は中学を卒業して高校生活もその延長上だと思っていた。登校初日に寝坊して慌てて家を出るも、それは彼女の性格のニュートラル。そんなふうに考えながら通学路を走っていた。 　そして家から出て最初の交差点で彼女は運命の出会いと人生の分岐を同時に味わうことになる。 　運命の相手のファーストインスピレーションは『井伊直弼の大ファンなのかな？』だった。 　『ごっふう！！　ボラーレビアアアアアアアア（吹っ飛びな）！！』と人型能力者のような悲鳴と共に彼女は15年の短い人生を終えた。 　そして彼女は交通事故に遭って乙女ゲームの世界に転生を果たす、気が付けば彼女は『薔薇が彩る庭園にて』と言うゲームの悪役令嬢に転生していたのだ。彼女は現実を受け入れられずにその場から逃げ出すも、そんな彼女の前に転生前に出会った運命の人が颯爽と現れて手を差し伸べるのだ。 　そしてその二人の運命を邪魔するラスボスの第一王子。 　この物語は転生前に結ばれた一組の男女の想いを繋ぐストーリー。 ＊おおよそ7〜8話程度に収める予定、だったけど完全にオーバーしますw