主人公の篠原大貴は幼馴染みの乾春香、黒音小雪、宮本優馬の三人といつも行動を共にしていた。 高校二年になり、新たな日常が始まった矢先に見知らぬ女子からラブレターならぬ手紙を渡された。 春香と小雪は幼き頃から大貴に好意を寄せていたが互いに遠慮し、中々一歩を踏み出せずにいた。 しかしラブレターをきっかけに二人は大貴への想いを伝えようとする。 これは『幼馴染み』から『ヒロイン』に変わるまでのお話。 ――彼らの恋物語は今、やっと始まりを告げた――

城塞都市オルデーティアにて冒険者として生活するＤランク冒険者、レイ。 微妙なランクである彼がパーティーを組んでいるのは、幼馴染みの少女フィーリア。彼女はまだ年若い女性でありながらＳランクという冒険者の最高位の一人であった。 レイはフィーリアから、そして冒険者ギルドの面々からも、Ｓランク冒険者の荷物持ち、あるいはＳランク冒険者のパーティーにしがみ付く『寄生虫』として見られていた。 そんな彼だから、フィーリアからのあたりも強い。依頼の報酬も少なく、武器も満足に買い揃えられない。なのにフィーリアは買い物ばかりして、その荷物持ちは当然レイ。 こんな生活はもう嫌だと我慢の限界が来たレイは、意を決してフィーリアにパーティー解散を告げ、彼女の前から去って行った。 別々の道を歩むことになった二人。彼らの歩む先には何が待ち受けているのだろうか。 ※『ざまぁ』はないので期待されている方はごめんなさい。 ※副題を変更しました。

俺、佐々木春人は幼馴染みの秋村凛が大好きな高校2年生。小学6年の時フラれてから未練タラタラだ。妹の桜にも脈なしと言われている。この物語は俺が5年の片想いに踏ん切りをつけようとした時から始まる。 普通のラブコメです。ヒロインは幼馴染みともう1人います。