宮森あおいは、いたって普通の女子高生だった。 幼馴染と一緒に下校中、寄り道したコンビニで事故に遭い、幼馴染を亡くしてしまった。 幼馴染を失ったショックとコンビニへ寄ろうと誘わなければよかったという後悔から、何もしないでただ無為に過ごす日々が続いていた。 そんな中、少しでも元気を取り戻してほしいと、父親があおいの大好きな乙女ゲームを買ってきてくれた。 そのゲームをプレイしてみると、なんと、ヒロインの姿はどう見ても幼馴染そのものではないか。 戸惑いながらもゲームを進めようとするが、乙女ゲームなのにまったく恋愛へ発展する要素を見せない。 やっぱりこれは幼馴染自身に違いないと確信して、幼馴染の新たな人生を見守ることを決めた。 幼馴染の恋の行末はどうなることやら…。

「最初に言っておく。私はあなたと婚約する気は無い」 これが私と彼の見合いの初顔合わせ。 「はぁ、そうですか」 私も婚約も結婚も興味無いから別に構わないんだけど、でもそういうわけにいかない事情があるんですよね。 とりあえず。 「どなたかに一生を捧げようとしていらっしゃるのでしょう？」 私は彼にそう尋ねた。 完結まで予約投稿済み。8時と20時に更新します。 尚、本作では、ヒロインは恋愛をしないので、主役に恋愛成分が無いのが嫌な方は、読まれない事を推奨致します。 次作があるかどうかは不明……。 2020.5.11 6:25am 異世界恋愛日間ランキング7位 日間総合ランキング20位 日間完結済ランキング3位 ありがとうございます。記念にします。 2020.5月末続編執筆開始。（予約投稿にします。執筆の進み具合により予約公開日が変わります。一応5.28に公開を始める予定です）