頭に異形の角──目覚めた男には、記憶も名前も、何も残っていなかった。 　だがその身体には、世界を震わせる力が宿っている。 　少女フィンとの出会いをきっかけに「ロアス」と名付けられた男は、復讐を誓う戦士レオス、金に執着する女アテネ等と共に、戦乱の大陸を駆ける。追われるのは異形か、それとも神話に関わる最強の存在か──。 　記憶を失った男の選択が、世界を救うのか、それとも滅ぼすのか。 　剣と魔法、陰謀と神話が交錯するハイファンタジー。 「命とは何か」を問う物語、ここに開幕。 ※2025.9.2タイトルを変えました。旧「最強な俺は記憶喪失中。だが神子様は蛮行を許さない。」

もうこれ以上書けません、探さないでください――。 ある日、作者からそんなメッセージがラノベ編集者である僕のもとへ届いた。 慌てて駆けつけたものの、彼は見つからず、 運命のいたずらで僕自身が命を落とすことに。 次に目を開けた時、そこは異世界。アルノワ王国の男爵家の三男として 生まれ変わった僕は、なぜか釣りに心を惹かれ、釣りギルドに就職。 平凡で静かな日々を送るはずが、ギルドマスターから突如 「ある少年を探してほしい」との指令を受ける。 その出会いをきっかけに、釣りだけでは済まない冒険の旅が幕を開けた。 仲間との出会い、魔物との戦い、そして予想外に笑えるトラブルの数々。 釣竿を片手に、剣と魔法の世界を駆け抜ける――。 冒険も戦闘も、全部ついで。本気なのは釣りだけ？　 それとも……？ そんな異色のファンタジー冒険譚。

森で拾った白魔女は、≪世界≫の鍵だった――！ でも、アタシはそんな大ごとには巻き込まれたくないッ！ ソロ専門が信条の冒険者ミーシャは、森の中で魔物に襲われていた不思議な少女エリサを救う。自分のことを『魔女』だというエリサは、攻撃魔法がてんでダメ、それに記憶喪失、おまけに子犬みたいにぽわぽわしてて危なっかしい。 ほっとくわけにもいかないので、やむを得ず保護者になったミーシャ。 そんなミーシャに襲い掛かる、エリサの無垢で無防備で無自覚な愛情表現。 （ダメだダメだこれはお仕事だ……）と自分を律しようとするミーシャだったが、次第にエリサに情が移っていってしまう。 一方エリサは、白魔女の系譜を継ぐ者の役目として、ある≪魔導書≫を追い求めていた。それは、彼女自身の失われた記憶を取り戻すため。そして、記憶とともに封じられた≪世界≫を開くカギとするため。 「わたしのなかに≪世界≫があるんです」 エリサにそう打ち明けられたミーシャは、回帰不能なところまでエリサのことを大切に思ってしまっていて――やがてミーシャが望む”堅実冒険者ライフ”は崩壊していく……。 剣と魔法の冒険活劇です。 友情７割愛情３割、百合成分はおとなしめ。 全年齢版（一応セルフレイティングはしておきます）。 女の子がわちゃわちゃしながら冒険するのを見たい方向けです。

　九重詩朗（ここのえしろう）。平凡で、これといった特技も無い高校生。しかし──そのありきたりな日常は家の裏庭に生まれたダンジョンによって覆されてしまう。 　ダンジョンから現れた金髪蒼目のエルフ──ミーシャとの出会い。そして、詩朗（しろう）に接触する“機関”と、そのエージェントである“ヤマネコ”という少女の存在。 　旅の中で詩朗（しろう）の前に立ちはだかる謎や疑念の数々。そして──彼は知ることになる。世界に隠された真実と──自らの運命を。 　ダンジョン異世界ファンタジー冒険譚、ここに誕生！

かつて孤独にダンジョンを渡り歩いていた中年召喚士・佐伯真治。 現代社会に広がる異界ダンジョンという理不尽な現実のなか、彼は孤高を貫いていたが、とある出会いから未熟な新人たちとパーティーを組み、ともに危険なダンジョンへ挑むようになる。 命を預け合う仲間と共に過ごす日々は、佐伯の価値観と生き方も少しずつ変えていった。 絆や信頼、成長の喜び――パーティでしか得られないものを知りやがて“守るべきもの”のために彼の召喚術も進化していく。 しかし、世界は静かにだが確実に大きな危機へと向かい始めていた。 各地で連鎖するダンジョン暴走、想像を遥かに超える魔物の出現そしてダンジョンの奥に隠された“謎”。 小さな一歩を重ねてきた佐伯たちのパーティはやがて国家規模の作戦や、世界の命運を懸けた戦いに巻き込まれていく。 ――現代日本から、やがて世界へ。 孤独だった一人の召喚士が仲間とともに数多のダンジョンを駆け抜け、「謎」を解き明かしながら社会の命運さえ託される存在へと成長していく物語。 中年、召喚士やってます――現代ダンジョン攻略人生。 大人たちが本気で挑む、“今”の異世界ファンタジー冒険譚！

フェデォンヴァトーラ大陸南部の巨大商業都市ゾシュキーヌレフにて、底辺冒険者としてパーティを組み活動している少年ロワは、ある日夢で女神エベクレナより託宣を受ける。 女神の加護を受け、世界を導く英雄となる意思あるやなしやと問う女神に、ロワは怖気ながらもなぜ自分を選んだのかと問い返す。女神エベクレナはしばし固まったのち、その問いに「顔です」と答えた―― 転生腐女子女神と歩く、ぐだぐだしゃべくりファンタジー冒険譚。 ※この作品はカクヨムにも掲載しています。

男は仕事の帰りに刺殺された。 様々な種族が共存する世界に転生した男は静かな村で優しい両親と可愛い弟と暮らし成人まで成長した。 家族に良い暮らしをしてもらいたくて農民でも稼げる仕事である冒険者になるために男、カークは成人し村を出ることになり、ロージニアという街に向かう。 冒険者として歩み出したカークは、ある日、森の中で野盗に襲われ死んでしまった。 不可思議な事にカークは蘇り、それから、例外な存在を知る事になる。 奴らは何処にでもいる。だが、手を出すちからはないようだ。 無知蒙昧な者よ、ゆめゆめ忘れるな。最悪至上の恐怖を、存在を。 混沌よ、いざ。 本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION　「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」

これは、「もし現代社会にRPGの理（ことわり）が宿ったら？」という問いから始まった物語。 名作RPGたちに捧げる、10代の思考実験（妄想）の集大成。 現代社会×RPG×神話のハイファンタジー冒険譚、ここに開幕。 ーーー ある日、突如発生した火災事故。 現場に居合わせた大学生・木戸与作（きど・よさく）は、 誰にも見えず、監視カメラにも映らない“火の化け物”と対峙し、奇妙な力を発動してしまう。 彼の中に眠っていた“理力”――それは、この世界の根底を流れる「四大理素」への干渉能力だった。 やがて与作は、仲間とともに、“地・水・火・風の神々”に祈りを捧げる巡礼の旅へと踏み出す。 待ち受けるのは、神話に記された精霊の声。 そして、人類が知らなかった“この星の意志”と対話する運命。 文明の果てを旅する物語。 無知から始まる、再生の物語。 ■現代×異能×真理探索ファンタジー ■現代社会RPG／魔法の現代的解釈／終末思想／旅と再生／神話×科学×ど根性

「婚約破棄されたので、好きにすることにした。」講談社　Kラノベブックスfさまより発売。 コミカライズも　アプリ「Palcy」とPixivコミックにて連載中です。1～3巻発売中。 第二部連載開始しました。 婚約者は、傍らに美しい恋人を抱きながら、婚約を破棄すると告げた。 そのショックで前世の記憶を思い出したクロエは、すべてを捨てて自由に生きようと思い立つ。 そんなクロエの相棒は、騒動に便乗して近衛騎士を辞めてきたエーリヒ。 ふたりはすべてのしがらみを捨てて、自由に生きるために旅立った。 ※他サイトにも掲載しております。

　考古学者として旅していたカシムだが、誘拐された王女を偶然助けたことで、国王から「竜騎士」を目指すように命令される。 　それは、この世界で最も恐ろしい十一柱の創世竜の元を巡らなければならない、「死刑宣告」と同義の命令だった。 　この物語は、エレスという世界を舞台に繰り広げられる、カシムやその仲間たち、そして、さらに沢山の冒険者たちの物語である。 ※一応セルフレイティング入れていますが、それが主眼の話しではありません。

夜空を裂いて落ちた一筋の青い光――人々はそれを「彗星の涙」と呼び、“奇跡”をもたらす存在として語り継いできた。 静かな村の片隅で暮らす少年・リオは、亡き祖母の遺した日記を通じて、その彗星の欠片「彗星の飴」の存在を知る。それは青く輝く丸い結晶で、願いを叶える力を秘めているという。しかし、それを手にするには、広い世界を巡る覚悟が必要だった。 伝説はただの物語――そう思っていたリオだったが、日記に書かれた手がかりが真実だと気づいたとき、彼の運命は静かに動き出す。 これは、ひとりの少年が“空からの贈り物”を求めて旅立つ、希望と奇跡のファンタジー冒険譚。 星が記憶を宿す地へ。願いが空とつながるその場所へ。 リオの旅が、今、始まる。

魔法の国グディナガーラッド王国に生まれたヘリオスは天才魔術師だった。 しかし、とある事件で三毛猫のオスに転生してしまった。そして様々な事件に巻き込まれていく。 やがて国の存亡をかける戦いの渦の中に。 魔法猫が駆け廻るファンタジー冒険譚。

英雄となった彼を待っていたのは、平穏ではなく、さらなる絶望だった。 沈黙した隣国の守護神。王の命を蝕む宮廷の陰謀。 絶体絶命の危機に、彼が引き当てたのは、まさかの『裁縫スキル』。 その奇想天外な一針は、神の領域である王の魂さえも縫い合わせてしまう。 神話を救い、魂を縫う。常識外れの逆転ファンタジー、第三幕！

知恵とアイデアを武器に、ゴミスキルで奇跡を起こし続けた『ハズレ王子』は、ついに『奇跡の調停者』と呼ばれる英雄となった。 だが、王宮からの召喚状が、彼を新たな絶望の淵へと突き落とす。 王都を脅かす伝説の聖獣、国家を蝕む死んだはずの魔術師の影――。 その奇想天外な解決策が称賛の的となるほど、彼は王国の深い闇へと引きずり込まれていく。 英雄は一夜にして、国賊へ。 王国全土に追われる身となりながら、彼は気づいていた。 どんな絶望的な状況も、使い方ひとつで覆せる「神の一手」が、まだ残されていることに。 知恵とアイデアを武器に、ゴミとゴミを掛け合わせて国家の陰謀に立ち向かう。 常識外れの逆転ファンタジー、第二幕！

異世界転生で手にしたのは、一日一回の【スキルガチャ】。 だが、Sレアスキルを夢見る主人公が引き当てるのは、戦闘力ゼロの“ハズレスキル”ばかりだった。 『ハズレ王子』――仲間からの嘲笑と侮蔑が、彼の日常だった。 しかし、彼は気づいていた。どんなゴミスキルも、使い方ひとつで戦況を覆す「神の一手」になり得ることに。 知恵とアイデアを武器に、ゴミとゴミを掛け合わせて奇跡の方程式を編み出す、常識外れの成り上がりファンタジー、開幕！

ルプスはかつて仲間と共に冒険者をしていた。 しかし、ある騒動が原因で怪我をし、冒険者を続けることを諦め冒険者ギルドの職員になる。 もっと力があれば……。 葛藤と後悔。そして、未来に対する希望。 多くを抱えて今日も辺境の冒険者ギルドで働く。 そんな彼に執着するエルフの元パーティーメンバーや、一筋縄ではいかないギルドマスター、情報屋等。 少しずつ世界を知り、悩み、成長していく。 ほのぼののようなシリアスのような話。 恋愛要素はめちゃくちゃ薄いですが、BLとブロマンス辺りをうろうろしています。 月に2回更新を目指しています。 他投稿サイトにも載せています。 よかったら評価・ブクマ等していただけると嬉しいです。

ある日突然崩れた家族だけの日常。 父の罪を突然背負った孤独な少女は新しい人生を歩みはじめる。

　天上聖神大帝君。通称、上神様が創られたとされる、大隔海という五つの土地に人間が住まう世界。その地から六〇〇年前に天上界へ飛昇し、燦浄と名乗る仙道がいた。彼は何やら地上での因縁を未だ抱えているらしく、天上界では日々平々凡々と半ば隠居のような暮らしぶりである。しかし、彼の師匠であり最高位の三神仙のうち一柱、遣天高主人士が、彼を天命に推薦する。 「人に転じて成すべきを成せ」 　斯くして、燦浄は人の子紫水として地上へ遣わされた。宝具、仁神白璧を手に、仙道であることをひた隠し、北の国を調査すべく放浪の旅へと向かう。そのような最中、初めに訪れた町で、星鸞と名乗る青年に出会う。彼は剣客でありながら旅芸人をする謎の人物。彼との出会いにより、燦浄の過去の因縁が紐解かれていく。 　＊＊＊ 　中華風神仙道ファンタジー冒険奇譚バディもの、バトルもミステリーもあるよ。という、好きなもの全部乗せのような作品です。 　本場中国とは土地、歴史、人物、宗教等々一切関係ないフィクションでありファンタジーです。(つまり雰囲気が古代中国っぽい異世界)なので登場する神様や仙人道士、さらには妖怪などの名前、設定、解釈は、元とするものがある場合もありますが、独自のものと混在しておりますのでご容赦ください。 　なお、mixiに先行連載している作品になります。

とある男と出会った、まだ小さかった王子は再会を誓う。 師と仰いだその男のことを王子は何も知らなかった。 旅の途中、彼は色々な人に出会い、そして思う。 あの男は……。 忘れられない記憶と共に歩く王子の冒険のお話。

連日遅くまで働いていた男は、転倒事故によりあっけなくその一生を終えた。 しかし死後、ある女神からの誘いで使徒として異世界で旅をすることになる。 与えられたのは並外れた身体能力を備えた体と、卓越した魔法の才能。 だが骨の髄まで小市民である彼は思った。 とにかく自由を第一に異世界を楽しもうと。 地道に進む予定です。