一條嶺菜（いちじょうれいな）はごく普通な、ちょっと可哀そうな人生のだけの高校生。 ある日交通事故で両親を亡くし、また、自身は全身の自由が利かず、生かされているだけの体になっても「ちょっと不幸なだけ」と考えるポジティブガール。 そんな彼女はある日、お気に入りのＶＲＭＭＯのマスター・オブ・アーク（通称ＭＯＡ）にログインするとログインボーナスという名の異世界転生ボーナスと共にハイエルフとして異世界に転生してしまう――。 剣と魔法の世界で彼女はどう生きるのか。 なぜ転生したのか……。 一人のハイエルフの伝説が今始まる――！！

現代の日本には、人間と共存を望んだ妖怪の血を受け継ぐ『妖族』という種族がいる。 妖の血を持つ者はみな金色の目を持っており、それぞれの種族の特性を引き継いでいた。 桜庭市は、そんな妖族が日本で一番多く住まう区域だった。 桜庭市八ヶ坂町には、鬼の妖族が営むカフェレストラン『たまゆら』がある。 そこでは店長の鬼崎慶一と、その許嫁のポジティブガール佐倉悠里を中心に、様々な妖族とヒトの物語が紡がれている。 ※物語の主な舞台はカフェですが、グルメ系の内容ではありません。 ※各話それぞれの登場人物を中心にした物語となっています。時系列が前後することもありますので、短編集として読んでください。

可愛い精霊たちが「ラーメン食わせろ」と言ってくる☆ ------------------------------ 陽気で優しいアメリアは陰気な実家になじめず、浮気者の婚約者にも嫌われて婚約破棄されてしまう。「お前なんかいらない」と実家を追放された彼女は、不幸なオルウィン伯爵と結婚することに。 ところが迎えてくれたのは、驚くほど美しい青年で――……。 ------------------------------ 嫁入り前に実家で意地悪をされ土地の神に殺されそうになったアメリアは、機転をきかせて魔法のステッキを手に入れる。前世日本の食べものが出せる魔法のステッキを使い、正座して待つ蛙さんと狼さんにラーメンをご馳走する。黄色い蝶々が舞うのどかな空気の中、彼らは可愛いお手々でどんぶりを持ち、頬っぺたをピンクにして喜ぶのだった。 魔法のステッキを手に入れて窮屈な実家を出たことで、アメリアのハッピースローライフが始まる。 ------------------------------ ☆タイトルを変更しました。

一條嶺菜（いちじょうれいな）はごく普通な、ちょっと可哀そうな人生のだけの高校生。 ある日交通事故で両親を亡くし、また、自身は全身の自由が利かず、生かされているだけの体になっても「ちょっと不幸なだけ」と考えるポジティブガール。 そんな彼女はある日、お気に入りのＶＲＭＭＯのマスター・オブ・アーク（通称ＭＯＡ）にログインするとログインボーナスという名の異世界転生ボーナスと共にハイエルフとして異世界に転生してしまう――。

六歳の時に飛んでいる鳥を見て、ふと前世を思い出した私。 え、ちょっとまって。この世界、まさかの前世でやってた乙女ゲームじゃん！しかも私、ヒロインの恋を邪魔して消されるライバルキャラ？！ 冗談じゃない、恋なんかよりも自分の命が大切ですよ。早々におりさせていただきます、私。 でもあれ？ 私がいなくなったから、なんかゲームの内容狂ってきてるよね？？ 乙女ゲームの悪役令嬢に転生した筋金入りのポジティブ娘が、いろんな困難に立ち向かいながら森での穏やかな生活を目指します。