大氾濫により大勢の人死を出した元凶のダンジョンは、今や新たな資材の源泉として注目されるようになっている。 高校生でありながら冒険者となった黒川探流は、はじめは大氾濫の時無力だった自分を変えようという目的のため意気込んでいた。 けれど、戦闘力のなさと【対象をサイコロほどの大きさに縮小してキューブ化させる】という異能からおおよその冒険者とはかけ離れ、荷物持ちのエキスパートとして仲間とダンジョンに潜り、一年後には荒稼ぎして億万長者となっていた。 当初の“無力でありたくない”という目的も、マネーパワーという最強の力を手に入れ、あとは強い装備を買い叩けばそれで半ば達成されるかのように思えた。しかしある日突然パーティを組んでいた仲間たちから勘当を言い渡され、結局“サグルは雑魚のまま”だと現実を思い知らされる。 かつての仲間を見返してやるために。 ここから一年遅れの、荷物持ちのダンジョン攻略が始まった……。 なお、ダンジョンでの金稼ぎばかり考えていたため主人公のアオハルな高校生活も一年遅れだったりする。

現代社会でいわゆるブラック企業に入社して、社畜生活を送っている澤村。彼のお人好しで損をする性格がゆえ、日々なんのために生きているのかわからず、週末は人との関係を絶って部屋でオンラインゲームに没頭する。そんな将来が見えない澤村がある日ひょんなことから異世界ディネロ王都へと転移する。 この国では、ある１つの概念が現実世界から無くなっている世界とのこと。その世界は一見、現実世界と何も変わらないがその１つの概念が無くなっただけで全くの異世界と化していた。 ディネロ王都で待ち受ける世界とその真意とは一体なんなのか...

　上司と衝突するために出世に縁が無い地方銀行員小野優一。仕事に嫌気がさした彼は神様の勘違いから地球では無い別の世界へ転移することとなる。 　そこは剣と魔法が溢れるファンタジーの世界。しかしチート一切無しで着の身着のまま異世界に渡った男が戦闘など出来る筈も無い。にもかかわらず、完全勝ち組なんてそれなんてチート？ 　 　最初は何が起きたかも分からなかった優一だが、大事な友人達に恵まれながらも何とか生活基盤を築いていく。これは不遇をかこった過去の経験を基に異世界を強く生き抜く一人の男の物語。 「何だか知らんがジャパンマネーの最前線で鍛えられた日本のサラリーマンを舐めんなや！」

宝くじで10億円当選という幸運を手に入れたはずの主人公。 しかし、換金手続きに銀行へ向かう途中、交通事故で死亡してしまった。 それを見ていた女神様から「その宝くじと引き換えに、異世界チートトリップしてみない？」と取引を持ちかけられて――。 三度の飯より金が好き、な女神様と共に駆け抜ける異世界冒険記！ 平凡だったはずの主人公はマネーパワーでチート能力を手に入れて、どんな物語を紡ぐのか。 そんな展開を予定している作品です。他の連載放置しちゃってるのに思いつくのは別連載の草案ばかり、で迷っていたのですが、リハビリ兼ねて投稿しちゃいます！