かつて神隠し現象を体験した少年・犬房一志（通称：イッチ）は、十年振りの神隠しで現実とは異なる世界――幻想界へ迷い込んでしまう。イッチは謎多き虹髪の少女・マーブルと出会い、そこに描かれた歴史は必ず現実になるという『運命の本』の存在を知る。『運命の本』を聖地から盗み出し、新しい世界を描こうとするマーブル。イッチは神隠し現象を利用してマーブルに協力しようとするが……。 マーブルの目指すものは世界を創造する神か、破滅へと導く魔王か。 心の力が運命を超える。目的地不明の神隠しファンタジー、開幕。

　郡元康（こおり　もとやす）は齢４５で原因不明の死により、アマデウス神という存在に声を掛けられアイスという名で転生する。 　アイスの側には必ず猫のマーブル、ウサギのジェミニ、スライムのライムが一緒におり、どんな状況下であろうとも楽しく過ごしていたのであるが、今回は赤ん坊からのスタートで、いつも一緒の３体の存在すらいない。 　というのも、今回の転生にはアマデウス神とは別の神が関わっていた。当人達は微塵も気にしていなかったことであるが、アイスの行動により上位神に存在や功績が認められ、上位の存在に出世していくアマデウスに嫉妬した存在が別の上位神と謀って強引にアイスを転生させた、というのが今回の転生であった。 　そんな中、それに気づいたアマデウスと彼の神と昵懇の仲であるトリトン神の計らいでマーブル達と合流できたアイスが楽しく日々を過ごす物語である。 ※申し訳ありませんが、題名である独立部隊ですが、少なくとも第１章では独立の「ど」の字も出てきませんが、一応前振りですので温かい目で見守って頂けますと幸いです。また、いつも通りハーレムはおろか、恋愛要素もありません。

「あれ？　 私どうなったのかしら？」 　メイドとして働いている伯爵家で倒れていた私。 　正確に言えば、ここの家のお嬢様に足をかけられて、転んだのだ。 私はリビドー・ダンロ男爵の庶子アガサ。 母が亡くなり引き取られたが、男爵夫人マーブル様は優しい人だった。 「女はいつの時代でも生き辛いわね。私も父の言うままにここに嫁ぎ、夫になった男には何も言えないのよ」 なんて疲れた顔をして、明け透けな話もしてくれていた。気心が知れる程好きになり、私は本当の母のように家事や身の回りのことを手伝い尽くした。一人でも味方がいるのは、とても嬉しいことだった。 逆に血の繋がった筈の、リビドー様の顔を見たのは数える程度だ。 リビドー様はマーブル様のことはほったらかしで、多くの愛人を囲っている。本邸であるここに、戻ることは殆どない。 領地経営はマーブル様が行い、本人は社交と言って遊んでいるだけ。親に決められた結婚を嫌がり、マーブル様には指一本も触れていないそうだ。当然子供もいない。 かと言って庶子の私が、後を継ぐことはないと思う。 きっと政略結婚と言う駒に使うつもりだろう。 そうでなければ、今まで歯牙にもかけず祖母と暮らしていた私を、15歳になってから引き離すことはない。 そのことをマーブル様も気づいているのだ。 何か月か過ぎた頃、マーブル様がこう告げてきた。 「貴女は外で働いて、お金を貯めなさい。いつでも此処から逃げられるように。大丈夫よ、リビドー様には学校に行ってるとでも言っておくから」 私は瞬いてマーブル様を見た。 頷くマーブル様は言う。 「貴女は逃げなさい。何の誓約もないのだから」 その話をした後、伯爵家への仕事の紹介状を渡してくれたのだ。 (カクヨムさん、アルファポリスさんにも載せています)

　2色のストライプが好き。

斬首された、と思ったら夢だった。３つの世界がマーブルになる。と良いなあ。エイムシリーズ１ー

王家の策略によって、聖女の姉を国外追放された妹が、病弱により見捨てられていた第一王子を頼って、他人の利益を享受する親も王家も国も壊す話。

-心に傷を負った女の子の旅物語- 続く予定です。話の展開に合わせて追記していきます。 誤字脱字多いかもなので、目を瞑っていただくかこっそり教えてくださったら嬉しいです。

赤い砂漠の惑星　水の神への生贄となったナギ・ナジュアリ 同じ年頃の少年ファリにナギは助けられて、追いかけて来る者達から 逃れようと　赤い砂漠、水晶の丘、白い砂と砂金のマーブルのような砂漠を走り抜けて行く。 ファリの村には　数百年ぶりにやって来た天空人（宇宙人）達 他サイトにもあります

　さんざんだけど最悪でもない毎日を、楽しむ秘訣はマーブルもようのスポンジケーキ。

沢村さんは子どもの頃、酷いあだ名をつけられていた

売れない小説家"深瀬雪"と趣味で小説を書く"和月桃花" 社会のレールから外れた二人が紡ぐ時間は意外にも優しさと温かさで溢れていて・・・。 不器用な二人が導き出した答えとは？

現実世界の彼女と別れたので、異世界へ行って彼女を探します

魔女マーブルは「色彩の魔女」と呼ばれている。 そんな彼女の元に、色を食べて生きるバケモノ「色喰い」が現れて・・・？ 絵本風の短いお話、pixivからの転載です。 URL:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=19092092

私は不思議の国のアリスに憧れていた。情景はいつしか現実へ。現実になった代償を払うことになる。

もしもお困りのことがありましたら。 武蔵長城駅南口6番改札にこの合言葉を持っておいで。 『最後のカクテル、あとがない。』と。 今日の依頼は「植木屋の社長の暗殺」 しかしそれには隠された秘密が。 不思議な犬・マーブルと相方の青年・ルグルスト。 二人はこの依頼を解決できるのか！？ 貴女は、この恋信じることができますか――。

人が地獄へいく理由 善と悪について

MMORPG「スターリベル」…キャッチコピーは「何もかもが自由な世界へ」。サービス開始から3ヶ月しか経っていないが国中で人気を集めており、今や世間の話題の一つとなっていた。そのゲームでちょっとした有名プレイヤーである「ロジャー」はゲーム内でペアを組んでいる「ジーク」と共にいつも通りモンスター討伐のクエストを行おうとしていた。クエストの最中に初心者プレイヤー達がモンスターに襲われていることに気付き、助けにいった2人。そんな助けた初心者プレイヤー達との出会いがロジャーの人生を大きく変えることになることはまだ誰も知らなかった…

　魔法の使える少年、二ヶ月颯太は家出でロサンゼルスへ向かう……はずが、誤って全然関係ない国に行きついてしまう。そこに住む猫又のレインドロップ、そしてショタコ――こほん、子供好きなお姉さんのマーブルに出会い、アダムズという男に身代金目的で狙われていることを告げられる。

私に残されたノート五冊。「田亀」に倣い、彼女との交信に使おうとして、結局交わすことが出来たのは一言だけだった。

　突然異世界に転送された主人公ー黒瀬誠。 　異世界ものの特典としての能力はなにも与えられなかった彼に待ち受けたのは仲間と一緒に冒険をするや、みんなの希望を背負った勇者として魔王を倒すようなキラキラな物語ではなく、種族戦争や天災、それに伴い食料不足のような醜くて混乱に満ちた現実だった。 　そんなどうしようもない状況の中に、それでも誠は挫くことなくただ夢を語る。 　なにもできない癖に口だけが一人前。しかしそれもまた一つの才能と言えよう。 　だから、その『能力』を活かせて誠は言葉を剣に変えて、それを手に世界を変えるために戦った。