異世界のある一家の物語。 三姉妹に『赤ずきん』を聞かせる母親だが子ども達のツッコミにより話は脱線してしまう、というか続かない！！ ※この異世界は『姓』＋『名前』の命名法則です。 ※一夫多妻の家庭『レム家』が舞台です。他のシリーズを知らなくても楽しめるようにはしています。

　この世界にモンスターが現れてから、50年が経った。 　故郷の街を陥落させたモンスターに強い恨みを持っている少年、綾峰隼人は、学校の帰り道、モンスターと思わしき影を目撃した。 　最近、モンスターの仕業だと思われる事件が発生している為、もしかしたらモンスターかもしれないと思い、その影を追ってみると、何かの体液を発見し、更に探索をすると損傷したスライムを発見した。 　スライムくらいなら俺でも殺せる、そう思っていると、なんとスライムは人間の姿に変身した。 　【擬態モンスター】と呼ばれるそのモンスターは、10代前後の少女の姿をしていた。 　野放しにしてはおけないと思った隼人は、そのモンスターを殺そうとする。 　しかし、彼は躊躇した。理由は、そのモンスターが泣いていたからだった。 これは、少年とモンスターが互いに助け合いながら生きていく現代ファンタジー？である。

遠い遠い未来のどこかの宇宙のどこかの星の大陸アトラディオンでの物語。 魔法も異種族も魔王も存在するこの大陸では、今日も事件が起きる。 舞台は『帝国』属領の平和な田舎、そこで衛兵たちが惨殺される事件が発生する。モンスターの仕業と確信した領主である伯爵だが、このような田舎にはハンターもおらず、滞在中の異国の騎士に退治を依頼することになる。しかし、その騎士は、若い銀髪の少女だった。