SNSで知り合った三人の少女たちのロードノベル。 巨大隕石が翌年に落ちることがわかった年の夏、混乱した日本の街を、菫(すみれ)、翠(みどり)、詩(うた)は北上する。 北海道の富良野のラベンダー畑を見に行くために――。 その道中、一人の少女の嘘が明らかになり、その他の少女たちの過去も垣間見える。 あくる日の彼女たちが見せる顔は？ ※長編小説です。不定期更新の予定。カクヨムでも連載中。

　母の失踪によって、ミラ・ウァイブラードは、祖母と2人きりで暮らすことに。それは、外に出ることが許されない退屈な毎日だった。十五歳になったある日、祖母が息を引き取る。祖母の死に際、ミラは、母が大罪を犯したのだと聞かされ……。そんなミラのもとに、『ミュルスン魔法学校』の先生だという魔女、ローアンが訪ねてくる。「単刀直入に言う。私と一緒に来て、魔法学校に通いなさい」外に出た瞬間、孤独だったミラの物語が動き始めるのだった。 ★ミラを主人公に、9人の魔女を中心とした魔法学校生活を書いていきます★

ブランシュ・カローはもういない。 音を香水へと変化させた少女は、ラベンダーの香りに包まれながら、その姿を消した。 そして舞台は新たな香りの世界へ。 オーロール、そしてヴィジニー・ダルヴィー。 二人の少女が紡ぎ出す、もうひとつの香水の旅路。 ※ Parfumésie 【パルフュメジー】からの続編となっております。まだ読まれていない方は、そちらからお願いいたします。

夏休みに少年は一人で森に囲まれた祖母の家へとやって来る。清々しい自然の中、気まぐれに川辺を歩いていた彼は、そこで「緑色の身体をした何者か」と出会う。 その正体は——喋る河童？

小学6年生の僕は、小1から毎週木曜日に水泳教室に通っている。だけど楽しさはなく、ただ親に言われたから続けているだけ。 それでも、続けている理由とは？

悩みを抱えた中学生の少女・紬。誰にも話せず、ひとりきりで涙する彼女に届いたのは、誰にも気づかれない“空からのサイン”。 それは、空の上から見守る存在がくれた、彼女だけが気づける小さな励ましだった―― 心に寄り添う、優しいファンタジー。

主人公は、人間が常に何かしらの不安を抱えて生きていることに疑問を抱き、思索を巡らせる。

主人公が作者に殺される話です。

日本の会社員だった美咲は、ある日突然、乙女ゲーム「トワイライトの瞳」に出てくる悪役令嬢「ヴァイオレット・グレンダリング」として目を覚ます。 ゲームではヴァイオレットは公爵家の血筋だが、母は使用人だった。 彼女は【創造】というレアスキルを得て、公爵家に引き取られることになる。 しかし、父である公爵はヴァイオレットに関心がなく、公爵夫人には苛め抜かれ、異母弟のティリアンにも軽蔑され、性格がねじ曲がってしまう。 そして、ヒロインのラベンダーに度々嫌がらせをしたせいか、物語終盤で公爵家の罪をなすり付けられて処刑されてしまう…。 原作通りの処刑を回避するには、秘密裡にスキルをゲットしつつ、グレンダリング公爵家から逃げ出すしかない。 これは、生き抜いて自立と自由を掴み取る、ヴァイオレットの物語。 ※恋愛要素はちょこっと。糖度は控えめです。 ※チート、というほどでもないです。 ※⭐︎は挿絵あり

未来への不安に押しつぶされそうになりながらも、 「今」を懸命に生きようとするひとりの心の独白。

貧乏ゆすりの話をしています。

青水無月の空を駆け上がる太陽は、光の帆を風に張るように。ラベンダーの風が薫る中、描いた宙へと羽ばたく心は、アルタイルのように。

　この物語は、いじめや家庭内暴力に苦しむ主人公が、学校の屋上に現れる「天使」との出会いを通じて一時的な救いを得るものの、現実と幻想の間で葛藤する物語です。

　主人公は家族の葬儀の最中だ。

「明日の23時59分に君は死ぬよ」——天からの声が聞こえた。 さて、主人公はどうする？

伯爵令嬢のエリーは公爵令嬢である従姉のもとで侍女として働いている。 そんなエリーは、幼い頃からの想い人を忘れることができずに初恋を拗らせていた。 この想いが報われないことなど昔からわかっていたのに。どんなに好きでも、叶わぬ恋は苦しいだけ。 そのような思いから、エリーはついに初恋を手放す決心をした。 そんな矢先、離れて暮らす祖母が体調を崩したとの報せが届く。 従姉からの後押しもあり、エリーは大好きな祖母のいる領地へと急いで向かった。 傷ついた心を癒しながらも前に進もうと決意するが、長年持ち続けた想いはなかなか手放せるものではなくて......。 ※ラベンダーの開花、収穫時期に関しては、日本のそれよりも時期が少し早いです。 ※【完結】『ルイーズの献身～世話焼き令嬢は婚約者に見切りをつけて完璧侍女を目指します！～』のスピンオフ作品です。本編の女学院卒業後の話になります。 ※単独のみでもお読みいただけます。 ※他サイトにも公開中。

電車の中で出会った彼と結婚する話です。

小説家になりたい主人公が小説について語る話です。

高校の写真部に所属する「僕」が写真の苦悩について語る物語。

至って普通の腐女子、あやめはある日突然「姫巫女」として異世界に召喚される。悩みを抱えた民の拠り所として、相談に乗ってやってほしいと教皇に依頼されたあやめだったが、ある日「同性の恋人に婚姻の申し込みをしようか悩んでいる」という相談をもちかけられ――