虐げられた少女が愛され、幸せになっていく和風幻想婚姻譚。 幻羽族という幻の羽を出せる異能を持つ貴族階級に生まれた神楽夕花は羽が出せないため、父や後妻、腹違いの妹から「羽なし」と蔑まれ、使用人以下の扱いをされ、虐げられていた。 そんな辛い生活でも夕花は腐ることなく健気に生き、庶民に混じって働いていたが、その給金すら家族や信じた人から搾取されている日々。 そんなある日、夕花に恐ろしい吸血鬼との縁談が持ち上がった。 吸血鬼は幻羽族の娘の血を全て吸い殺してしまうと言われ、恐れられている。 大切にしていたわずかなものの全てを失うことになり、絶望していた夕花だが、相手の吸血鬼は数日前に偶然助けた見目麗しい青年、月森白夜だった。 白夜は夕花を助けにきたのだと手を差し伸べ、美しい花嫁衣装を着せて連れ去った。 その日から夕花の運命は一変した。 夕花に待っていたのは今までと真逆の幸せな生活。 夕花は秘密の多い白夜に少しずつ惹かれ、すれ違いながらも愛を育んでいく。 しかし水面下では、とある陰謀が蠢いていて、夕花は知らず知らずのうちに巻き込まれていく── 不遇ゆえに自己肯定感が低い少女と、異能の力と謎を持つ吸血鬼のお話。 和風っぽい別の世界のファンタジーです。 キャラ文芸的なお話で、正統派溺愛和風シンデレラストーリーの修行のつもりで書いております。 他サイトにも載せていますが、そこから大幅に改稿しています。 最後まで書き終えており、一週間程度で完結する予定です。ハッピーエンド確約。 順次更新していきます。 人によって不快に感じるシーン、いじめのような辛いシーンなどがガッツリ入りますので、念を入れてR15にしてあります。ちゃんと自業自得で終わります。 また地震のシーンがありますので、読む際はどうかお気をつけください。 人名、地名などにルビは時間がある時にやる予定です。それまでルビなしでご容赦ください。

戦国の世に、獣と呼ばれた傭兵を生業とする家族がいた。 ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しています

原始時代から現代まで、悪霊と人間との戦い。各時代の人間達は死を恐れ、いかにあがいて生きてきたか。 ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しました

一億年前の地球で地底人と恐竜との共同生活。現代に復活し、獣と呼ばれ嫌われた白亜の翼竜の物語。少女、富羅と、謎の青年、瑠真との出会いが世界の未来を変えていく。 ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しました

202x年。吊り橋の上で告白したら・・・。死神の手違いで、うっかり死んでしまった僕。この世に戻ってみるとすでに体はどこかに。色々な動物に憑依しながら体を探す僕の奮闘ドラマ。 ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しました

かつてこの世界に、人よりも邪悪で強力な獣がいた。神はその力を恐れ、八つの動物に分け、封印された。『器』と呼ばれる動物たちと人間との交流。人は忌むべき存在なのか。霊獣・ドラゴン・獣の関係と彼らの存在する意味。真の親子とは何か。人が名前を付ける意味とは。 守る戦いを貫く戦士達の伝説をめぐる戦いが始まる。 ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しました

自分の死の理由を調べる武志。あきらめかけたその時、現れた人物から重要な証言を得る。はたして真相は？ ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しました

霊になって、自分が死んだ理由を調べ始める武志。しだいに明らかになる状況に、いったいどんな推理をするのだろうか？ ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しました

気づいたら火葬にされていた武志は、霊となり自分の死んだ理由を調べ始めた。関係者の会話に手がかりはあるのか。 ※ルビなしを「NOVEL DAYS」に公開しました

　二一六六年、南米のコロンビア。アマゾン海に臨むサンマルティン村に住む少年マレイは、子供の頃に父と行った南の港から望見した軌道エレベーターを忘れられず、いつも南の空を眺めていた。折しも浜辺で「監視者」と呼ばれる宇宙移民の遺体が発見される。やがてマレイは友人のベンと共に、監視者の少女エミリーと逃亡の旅をする羽目になるのだった。ジャングルの道なき道を行き、猛獣と出会い、不思議な樹上生活者や「神」になったコンピューターと出会う旅。謎の多いエミリーの目的は一体何か？監視者とは何者なのか？そして、地上人はなぜ監視されるのか？百数十年前に地球を襲った災害とは？「大破壊の日」の後、「それから」を生きる少年たちのボーイ・ミーツ・ガール。空想科学祭ＦＩＮＡＬ参加作品。