ゲーム会社に勤めているアスカは、自身が開発したＡＩにＶＲＭＭＯＲＰＧの新作ゲームを制作させていた。 しかしそのＡＩが、ある事をきっかけに全世界を巻き込む暴走を始めてしまう。 アスカは暴走するＡＩを止めるため、自分が作ったゲーム【モンリベ】の世界に転送されてしまった。かと思ったのも束の間、それはまさかの夢オチ。。。 再び目を覚ますと、今度はＡＩが作った【ナイナジーステラ】の世界だった。現実世界と変わらないリアルな世界。 そこでは、自らがコンピュータウイルスとなり戦う事を強いられる。勇者となり無双するはずが、アスカの職業はウイルスの一択。レベルは上がらず、スキルはモンスターを倒すと手に入る、魔石から取得しなければならない。 それでも、魔石を使用して【ヴァイラス】に変身すれば、 ヴァイラスーツを身に纏い、怒涛のチートタイムが始まる。ただし、ＡＩに正体を知られるとアスカは消滅してしまう。それはつまり、知的生命体に見られていては変身ができない。仲間が作れないが、生身のままでは弱すぎる。という、極めて面倒な縛りだった。 果たしてアスカは、ＡＩの暴走を止める事が出来るのか。それともＡＩをＡＩして。。。 剣と魔法のファンタジー ＋ ＡＩvsウイルス▲時々勇者

猫の玉三郎さんの『僕のヴィーナス』よりサンプリング。 この数日の雑記を、散文詩にしてみました。