舞台は「超能力」が実在する19世紀のロンドン。 下級貴族の令嬢モリー・モントゴメリーは、泥沼の婚活に苦しんでいた。 体格がよすぎることに加え、はっきりと物を言いすぎる性格、それに〝予知能力〟が足を引っ張っているからだ。 その力で、過去に幾度も他人を救ってはきたが、救い方が少々乱暴な上に、呪われた力とされる予知のことは説明できないため、社交界では単に意地悪で無礼な女と勘違いされている。 その日も、国の英雄とされる高慢ちきな公爵を死の未来から救ったものの、頭のおかしな女として罵詈雑言を浴びてしまう。モリーも思わず言い返し、最悪の初対面となったのだが、なぜか、その高慢な公爵と結婚する未来があらわれる。 結婚ルートからあの手この手で逃れようとするも、公爵との未来はどんどん固まり、おまけに連続殺人鬼〝バネ足ジャック〟にも命を狙われてしまい…… 王道のヴィクトリア風ロマンス物語✖️アクション✖️超能力✖️スチームパンクです。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ ・ヒロインとヒーローの二視点で進みます。 ・原稿はおおむね完結済み、校正しつつ1日1話のペースで投稿します。 ・はじめの2話だけ文字数が長いです。3話からは2000字くらいの予定。 ⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎ 評価やブックマークをいただけるとたいへん励みになります。

貧乏貴族のお嬢様は、とっても綺麗なのに苦労人で、人見知り。社交界は自分とは正反対の世界だけども…家族と尽くしてくれる使用人のため玉の輿を目指します…。時代考証無視の架空イギリスの昔話＊第２弾＊もう１つの物語のスピンオフ的お話。