人の人生には、数多くの不幸が存在する。 しかし、自分はまだ一人の女に没頭し、固執し、溺愛して書けなかった。 改めて一から作る、幸運も不幸も全てはここに。 とはいえ、伝聞ですら人を苦しめるものである事を忘れぬ様に。 自分は信頼を寄せたものに、覚悟があるならば送る、証であると同時に、改めて進退を問う。 私の人生は、本当に生きるに足るものであったか。その自伝である。 死屍涙々は瀬奈にフォーカスを当てたが、次は自分にフォーカスを当てた作品として仕上げる予定である。

ポジティブ太一名義でYouTuber活動をしていた戸張太一は、宣言期間内にチャンネル登録者数１０００人を突破することができず、泣く泣く活動を引退した。 その後、落ち込む太一を再起させようと、妹の戸張梓がVtuberのオーディションを受けてみてはどうかと話を持ちかけた。とりま挑戦を座右の銘にする太一は、vtuberの大手事務所〈スターライト〉のオーデイションにダメ元で応募をしてみたが、結果は落選と、何事も上手くいかない日々が続く。 そんなある日、落胆する太一の元に、古参ガチ勢のファンとして太一の活動を応援し続けてきたママー・テレサからオフ会の誘いが届き、二人は会うことになった。 テレサはスターライトのライバル事務所〈ディアボロス〉のオーディションに応募していたが、こちらも落選と、思い通りにいかない二人。 そこでテレサは自分を個人Vtuberとしてプロデュースしてみないか、と太一に願い出た。 元底辺YouTuberの自分にできることはあるのか、と太一は思い悩んだが、テレサの決然とした表情から「すべてをポジティブに解釈する男」と公言していたかつての自分を思い出し、二人は手を取り合うことになった。 これは、一から作るVtuberの物語。 2022年10月11日 完結しました。ご愛読ありがとうございました。 ※カクヨムにも投稿しています。

ここは法も秩序も崩壊した世界。 主人公である雛瀬 稀掠（ひなせ きさら）は転移者である。 転移先は戦国時代のような領地の取り合いや、戦闘が日常茶飯事の世界。 稀掠は強者を集めて、世界最強のパーティを作り、世界を制するのが目標なのだ。 だが、彼の前に立ちはだかるのは、高位貴族や、都市長、騎士団等、猛者ばかり！ 稀掠は勝つことが出来るのだろうか！？ 1章『海更制圧編』連載中

パチカスの日々を送り続け気づけば中年になっていた晴太はいつも通りパチンコを打っていた。 すると液晶から手が出てきてリアル貞子が！？ ではなく、肩を捕まれ液晶の中に引きずり込まれてしまった。 死を覚悟した時、気づけば異世界に来てしまっていた。 もちろん、異世界にパチンコは無く、パチカスの晴太はパチンコできないことがストレスになりどうすればいいかを考えた結果、自分で経営することにした。

山田勝司。華の独身。42歳、厄年。職業フリーライター。 仕事でイヤなことがあったある日のことだった。 家に帰ると女騎士が跪いて待ち構えていた。そしてこう言った。 「異世界にプロ野球を作って下さい！」と。 その手元には金の延べ棒！ カネに目の眩んだ山田は異世界に行くことを決意する！ 亀の甲より年の劫で得た野球の知識！ 突撃取材で身に着けた厚顔無恥なクソ度胸！ そして皇帝から支給される裏金！ その３つを駆使し、異世界でプロ野球を一から作る！ これは実話に基づいた”実のある話“である。

異世界に置いて魔王を倒すのと醤油を一から作ることを天秤にかけると、醤油を作る方が難易度が高いのは歴史が証明していることである。 何せ、魔王は倒されたことがあるが、醤油は一度も作られたことがないのだから当然だ。

パズルゲームのような負の奇跡が起こり死亡した詩葉は、不思議な空間で次の世界での職業を告げられる。 長々と続いた話をまとめるとどうやらチート級の勇者をさせられるらしい。冗談じゃない、私は次の人生ではスローライフと決めていたんだ！ 全てを一から作るチート勇者の（素材集め）冒険ライフが幕を開ける！

　ダイナマイトを発明したノーベルは、実は魔法の基礎を一人で作り上げた偉大な魔法使いだった！これは今から三百年後の物語。突然現れた、魔法による武力行為を行う反政府グループによってロシアは制圧され、カンダルと名前を変えた。各国はアメリカを中心に魔導国家連盟を創設。カンダルと魔導国家連盟の衝突は激化し、現在は停戦協定が結ばれ、かりそめの平穏が保たれている。 　そんな時代の中生まれた、海道螢（かいどうほたる）。高校二年生になった彼は、それなりに楽しい、平穏な日々を送っていた。その日々の中で様々な経験をする螢だったが、ある日、友人を一人亡くしてしまう。それをきっかけに強くなることを決意した螢は、大人になり、やがて……。 　これは、最年少で魔導国家連盟日本支部幹部に上り詰めた男の、英雄になるまでを描いた物語。

ある朝目が覚めたら、人の言葉がわからなくなっていた主人公。 自分は人間だと強く思うが、急速に失われていく人間としての記憶。 突然の迫害。 魔物が住まう森の中に閉じこもる事しか出来ない。 そんな中、自分が人間以外の言葉なら理解出来る事に気付く。 人間でありながら、人間と認識されず、魔物とのみ意思疎通を行う主人公は最早人間社会には戻れない。 そんな主人公を哀れに思った森の魔物が言う。 この森で暮らせばいい。 受け入れてくれるのは森の魔物だけ。 しかし、文明社会に身を置いていた主人公にとって森の中で暮らす事は容易くない。 主人公は決める。 生きる為に、この森の魔物と共に人間から物資を分けて貰う事を。 人間を意思を持って襲う魔物が数多いる場所を 人間はこう呼ぶ。 『ダンジョン』と。

抑圧され、周りと同一であることを強要されがちな現代社会。 人は誰しも可能性を秘め、未知数の能力を持っているのに、発揮できるのは一部の人間のみ。 可能性を潰された大人を教師に。 可能性を潰されかけている子どもを生徒に。 伸び伸びと可能性を活かせる教育環境を目指すため、一人のゆるキャラおじさんが私立として学校を立ち上げる。 個性溢れる変人や変態が集められ、理想の教育・学校とはなんたるかを追い求める。 教育・学校を革命するために。 虐めや格差をなくし、本音で語れる人間になるために。 ……あなたの理想はなんですか？ なしえたい夢はありませんか？ 実現するには一人では叶わないかもしれない。 本当の意味で信頼しあい、自分を見つめ直せる場所。 ここならと思われる、心や血の通った学校を一から作るお話。 ※予定に記載しておりますが、こえ部の自サークルにて同文掲載をしております。

成績は中の中、運動はまぁまぁな、高校1年生。樹新　零香（きあら　れいか）の得意なことは、裁縫と指先を使う事。趣味はアンティークドールや色々な人形を一から作ること。 ある日、中学から作り続け3年の人形を、ようやく完成させることが出来た零香は、深夜だったこともあり、その人形を放置して眠る。だが、次に目を覚ましたとき零香は何故か森の中で眠っていて、傍には完成させたばかりの人形が置いてあるだけだった。