社交界の一匹オオカミと婚約することになったメイジーは、自分とは正反対の性格の相手と上手くやっていける自信がなくてすっかり気落ちしていた。 そんなある夜のこと。嵐に巻き込まれたメイジーは、避難先の小屋で一人の青年と出会う。真っ暗な中でお互いの顔も名前も知らぬままに親しくなっていき、やがて二人の間には恋が芽生えた。 けれど、青年にも婚約予定の相手がいるらしい。失恋を受け入れたメイジーは、これから先二度と彼とは会わないと誓って小屋を出るのだが……？

家族に捨てられる。恋人に捨てられる。友人に捨てられる。愛していた人に裏切られ、一匹になってしまったオオカミ男。誰も信用できず、悲しみと寂しさで固く閉ざされた心の扉。 孤独の世界に住み続けるオオカミ男を明るい場所に連れ戻すために、ある女子高生が「しつけ役」に選ばれる。

ある晴れた暑い夏の日。 猟師がいつもの様に狩りへと向かう。 道中不自然な家屋を見つけた猟師。 そこではすでに赤ずきんとおばあさんがオオカミに喰われていたのであった。 なんとか助け出された二人と猟師は、オオカミの腹に石を詰め、湖に沈めた。 かの様に見えたのだが。 石を甲羅に変え、新たに生まれ変わったオオカミ、いや、亀は復讐を決意する。 しかしそれを見つめる影ひとつあり。 童話の世界の仲間たちと謎の案内人デストロイによる、一途な恋を成就させたい一匹オオカミのおはなし。 800pvありがとうございます！ この作品は「カクヨム　https://kakuyomu.jp/works/16816700427516100449」 　　　　　「ノベルアップ+　https://novelup.plus/story/514332030」にも掲載しています。

己は――オオカミとして生きてきた。 孤独な一匹オオカミは、ある日、赤ずきんの少女と出会う。そして、自身の秘密と弱さに直面することになる。これは彼と彼女の「約束」の物語である。

　楠夏樹（くすのきなつき）は高校二年生。小さい頃のトラウマから、ぼっち街道をまっしぐらだった。 　そんな夏樹には、双子の妹、夏帆（かほ）がいた。 　夏樹と違って社交的な夏帆は、ぼっちの夏樹を心配して、新作フルダイブ型VRMMOに誘ってくる。夏帆曰く、ゲームの中なら普段の夏樹を知る人はいないし、きっと友達もできるよと。 　余計なお世話だと、夏樹は思った。プレイ動画を見せられても、一向にゲームをやる気にはならない。 　――別に、ぼっちの何が悪い。一匹オオカミだっていいじゃないか。 　夏樹はすでに達観していた。 　人と交流して嫌な思いをするくらいなら、自分から離れていってやると。 　だが、そんな夏樹のもとに、夏帆の身に関するある重大な事件が巻き起こった――。 　★　☆　★　☆　★ 　とある事件を機に、夏樹は妹夏帆の作ったキャラクターアバターを操作して、フルダイブ型VRMMO《Melancholy Of The Spirits》、略称MOTSをプレイすることになった。 　夏帆が託した願いを、はたして夏樹は叶えられるのだろうか。 　そして、夏樹は自らが負った過去のトラウマに、決着をつけられるのだろうか――。 ※カクヨムにも掲載中

幼馴染み同士のほのぼのトーク

一匹オオカミの不良と、まっすぐな学級委員長の物語。

私はきっと後悔するだろう。 けど恋してしまってはもう後戻りは出来ない。 裏切りと真実の愛が確かにそこにはあったのだ。 桐沢茜(きりさわあかね)。高校２年。 突然の両親の海外出張で私は両親の知り合いにお世話になることに。 でも、そこは... ヴァンパイアの家だった。 そこのヴァンパイアの３兄弟たちは私の血を求め続けた。 長男の神威玲人(かむいれいじ)。高３。 紅茶好きで残虐。執事みたいな口調が特徴。 次男の神威唯人(かむいゆいと)高２。 一匹オオカミ。無愛想だが一番まとも。 三男の神威翔(かむいしょう)。高１。 見た目は可愛いが案外怖い。ヤンデレ。 その中の一人に私は恋をした。 ダメだと思っていても恋心はとまらなかった。 そして二人は徐々に惹かれていき体を重ねるようになるが...。 この幸せが続けばいいと思った。 だけどそんな簡単に幸せは続かなかった。

友人とのトラブルから、クラスに居場所を求めずいつも一人で過ごす少女。 ある日、早朝の校内で、なぜかウサミミパーカーを着た男子生徒と出会う。 少女と同じく、クラスに馴染めないのだと話す彼は言った。 「ねぇ、吐き出していかない？キミの中に溜まっている色々なこと」 クールな一匹オオカミ系女子と、ウサミミ付草食系男子の朝のヒトコマを、それぞれの視点で描きます。

優柔不断なふんわり系女子＆誰とも群れない正直者の一匹オオカミ。ゆうぐれの教室で、二人は互いに初めて結ばれた。

180cm後半のガタイのよい身体、目つきの悪い風貌のせいで「一匹オオカミ」と呼ばれ周りから恐れられている瀬川。 如月も彼のことを苦手だと感じていたが、ある日彼と二人きりになった時、とんでもないことをしでかしてしまい…。 不器用な二人のさわやかラブコメを目指しました。

「あなた呪われてますよ。」「ーは？」 成績優秀、眉目秀麗、品性方向、少々オレ様な生徒会長に周りから見て一匹オオカミの不思議女子生徒から告げられた言葉。冗談にしても低俗だと怒る生徒会長。このままでは命が危ない、と不思議ちゃんに付け回されることになるー！「お前、俺を助けたいのか呪いを完呪させたいのか一体どっちなんだー！！？」「え、２択？どうしよ、正直に答えるべきですか？」 呪詛から始まる物語。ここに開幕！