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作者:乙井望潮/作品情報/Nコード:N8904HL
完結済 (全6エピソード) |
孤独と生きづらさを抱える下っ引きの与次郎は、煮売屋で出会った年齢も背格好もよく似た伊助と意気投合する。しかししばしのち、伊助は姿を消した。――ひと並みの幸せを求める男と他人の生を奪う男、ふたりの人生が月待ち講の夜に交錯する。
※本作品はpixivにも掲載しています。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり 時代小説 サスペンス 男主人公 近世 和風 江戸時代 捕物 下っ引き シリアス ネット小説大賞十感想 最終更新日:2022/02/10 18:00 読了時間:約70分(34,761文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 40 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 30 pt |
作者:小石 勝介/作品情報/Nコード:N2553H
短編 |
身寄りのないお京が生きていくためには男達に身を売るより外なかったのだ。
――夜鷹の花代二十四文、二八そばが十六文、三杯食べる分で夜鷹が二人抱けるだって? 笑わせるんじゃないよ。
捨て鉢になったお京のせいだと、自分でも承知している。ずっと流れに逆らわずに生きてきた。逆らったって自分の思う通りには転ばない。逆らった自分と逆らわなかった自分とどっちが幸せだったか考えてみても夜鷹蕎麦の代金ほど変わらない気がしていた。
だから好きでもなんでもない男から一緒に死のうと言われても逆らわなかったのだ。
――死ぬのだって生きているより楽なもんさ。
楽な方がいい。つい最近までそう信じていたはずだった。
――それなのに何で夢見ちまったんだろう。
時は田沼時代。ある日から隅田川沿いに公家の姫とその主従が出現するようになった。そして、打ち上げられた足の悪い老婆の水死体。首には絞められた跡が残っていた。吾妻橋の達磨横丁に住む岡っ引き文吉は下っ引きの佐平とともに老婆の持っていた寺の札を頼りに探索を開始した。そして、老婆の殺しを目撃していた夜鷹と客を見つけた。関係のない二つのことが繋がって、文吉は公卿の姫を追う。
降り終いの雪からお読みいただくと、主人公の性格がよくわかります。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 侘助 サスペンス 推理 公家 大川 江戸時代 ほのぼの ハッピーエンド ミステリ エンターテイメント 美形 犯罪者 夜鷹 稚児 最終更新日:2009/06/25 18:06 読了時間:約107分(53,370文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 42 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 5 人 評価ポイント: 36 pt |
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