リリス・グレイスは、両親との死別により平民となった、カロラインという貴族の元伯爵令嬢。 彼女は、ある日一人の男性に出会う。 リリスが一目惚れした彼は、なんとカロラインの本家、しかも跡取りだった！？ 「あの人の家の壁になりたい。彼の一分一秒見尽くしたい。そう思わない、ミア？」 「うん。だいぶ気持ち悪いね〜、リリス」 「ちょっと、まだこんなボロ家に住んでらっしゃるの？そんなことならうちにいらっしゃらない？」 「ううん、ここは彼が入ったことのある家だからこのままあたしが住み続ける」 「貴方、だいぶ気持ち悪くてよ」 庶民派貴族フローレス家の令嬢ミア、街の中枢を担う貴族ロザレイン家の令嬢シャーロット。 個性豊かな仲間たちとともに、リリスは彼に猛アタックするが……？ 恋愛よりのファンタジー物語です。 楽しんでいただければ幸いです。

両親と死別しそれが原因で結婚まで考えていた彼女と別れた自分。 仕事の帰り道で一匹の段ボールに捨てられた子猫に出会った。 それは余りにも幼く寒さに震えながら誰かから貰った餌を食べていた。 実家暮しとはいえ亡き両親の意向で飼えないなと思いつつ段ボールの猫を見る。 『棄て神です拾ってください』 そう書かれた段ボールに新聞紙で作られた服を着た猫耳少女の幻覚を見る羽目に成りました。 嫌な汗が出ました。 何で背景モブのような自分にこんな事が起こるの！？ 神さま助けてっ！ あ……目の前に居た。 ※　後数話で途中完結させる為に書き直し中です

リディシアは三歳まで両親に愛されて、幸せに暮らしていました。 ある日両親が馬車の事故で亡くなってしまい、リディシアは孤児院に入ることになる。 将来出会う私だけの王子さまに出会う為に、素敵なレディーになれるよう頑張ります。 両親との死別、いじめ、痛い表現もあります。苦手な方は閲覧をお控えください。