聖女が目を覚ますと、悪の王国の牢だった――。 　白指の精霊が大地を浄化し、黒脈の王が優劣を競う世界。一人の少女が、殺気立った謁見の間に引き立てられる。「敵国の聖女がなぜ我が王国にいたのだ？」美しい王に問われ、少女は首を傾げた。「ごめんなさい、何も覚えていないんです……」 　少女は宗教大国の聖女として戦場で活躍し、王国に憎まれる存在だった。記憶喪失の聖女の処遇をめぐり、庇おうとする者、処刑を望む者、臣下たちの意見はバラバラ。やがて聖女はとある選択を強いられて……。 　ハードな捕虜生活かと思いきや、いつの間にか保護対象になっていた聖女レンフィの第二の人生。 ※序盤は主人公の扱いが悪いです。恋愛要素は状況が落ち着いてからになります。 ※【本編・後日談ともに完結済】

乙ゲー大好き少女の私、八川美琴は、乙ゲーの裏ストーリー、逆ハーレムの中に転生してしまった！ それも、ゲーム内で一番のイケメンの妹に。 しかも、幼馴染やらクラスメイトやら、いろんな人に好意を寄せられて…… あーもう、毎日毎日面倒くさい！乙女ゲームの逆ハーレムが、こんなのだとか聞いてない！ 鈍感な女なんてクソくらえ、全員利用して私の本命に出会ってやる！ ＊ 初心者故、未熟な点が多いですが、見逃して頂けますと幸いです。

本人同士の意思関係なく結婚を進められたエミリエが幼馴染みであるウィリアムの家に乗り込む話。みんなの主人公の扱いが少々ひどいです。

「ヒロインに、なってくれないか？」 「……は？」 ヒロイン不在ということで、突然の大抜擢。 モブキャラとザコ敵が物語のためになんやかんやがんばります。 主人公の扱いが雑です。 長さ的には、短編と中編の間くらいかと。 初めての作品なので相当拙いです。ご容赦を。

その世界の人々には、<ギフト>と呼ばれる不思議な力があった。異世界にたどり着いた慎太郎は、数ある<ギフト>の中でも一際特殊な“他人の才能を知ることが出来る”という<ギフト>を使い、好奇心の思うまま人生を最大限に楽しむことに決めたのだった。