海川充はアラフォーのおじさん。身体を壊し休職していたが、動けるようにまで回復。 妻に促され久々の釣りに向かっていたが、気が付けば見知らぬ場所で体育座りをしていた。そこはなんと異世界！　運転中に異世界に飛ばされると体育座りになるんだね！ 手元には釣り道具だけ。 昔飼っていた猫と出会い、自分の産み出された理由を知った。どうやらここは猫がおしゃべりできて、スキルと魔法が使える世界らしい。ただし、猫はこの世界には存在しない。 主人公が使えるスキルは『引継ぎ』と『クラフト』のみ。産みの親には好きに生きていいとは言われたけどどうしよう？ これといった特技がなく、仕事でやってきた管理の知識（主人公は優秀ではない）でオジサンが異世界を気ままに満喫するお話。

　学校があるから平日は嫌い。そんなふうに休日を待っている主人公、支倉裕樹。 　待ちに待った土曜日、彼は地震に襲われる。倒れてくる棚のせいで大怪我……かと思われたが実際に棚にぶつかることはなかった。 　次の瞬間彼は知らないところ、森にいたのだ。 　森のなかで突然竜に襲われ、その上崖から転落してしまう。だがある魔法使いに救われ竜によって負った傷も完全に治癒されていた。 　それがきっかけでその魔法使いに師事し、彼自身も魔法使いとなることを決める。 　その後彼は魔法使いとして成長し、無限の魔力をもっていることもわかった。 　 　彼がいるのは剣と魔法の異世界。 　竜がいきなり人を襲い魔物の群れが国を破壊させる。魔力を使って魔法を発動し、その魔物を殲滅する。防衛手段なく森に入ればそれは自殺を意味する。 　そんな世界で彼を待つのは、平穏な日常かそれとも血生臭い魔物との戦場か。

それはよくある勇者パーティー追放もの。 最強すぎるパラディンが勇者に追放される物語。 だが違うのは、追放されたパラディン、カインに手を差し伸べたのは新しき神コ・ミューケだった。 カインは斜め上の優秀さで魔王領に教団を作りまとめ上げていく。 一方、勇者は悪意なくとある秘密を握られていることを知りカインの抹殺を計画する。 これはよくあるファンタジー世界で薄い本を経典とする漢たちが年二回の祭典を開くまでの物語である。 ※コメディです ※下ネタ満載ですがえっちじゃないよ ※主人公は優秀で愛と慈悲に満ちあふれてますが行動は斜め上です ※ざまあ要素あり？ ※都合の悪い単語には「コスモ」というルビを振ります