ぼっちオタクの俺、周りがカップルだらけの遊園地で「リア充爆発しろ」と願ったらえらいことになった。 ※ひだまりのねこ様のエッセイ（https://ncode.syosetu.com/n4641hr/）を読んで書きました。勿論フィクションです。 ※「リア充爆発しろ」は匿名掲示板「2ちゃんねる」で生まれた言葉だと言われています。本作はそのオマージュです。

「僕はそんな大した人間じゃねええええええ！！！」高校デビューを試みた結果、成功どころか大成功してしまった男子高校生、冴島蒼真。普通に優等生、くらいの印象を求めていたにも関わらず、雲の上の人といった扱いをされる高校生活に彼はほとほと疲れ果てていた。「寡黙でクールで陰があってイケメン？誰だよそいつ。話すの苦手だから最低限しか喋れなくて陰キャオーラが漏れでてるだけのただのガリ勉だよ」内心ではそう思いつつも、周囲に幻滅されることが怖くて過大な評価を受け入れ続ける日々。そんな中、ちょっとしたきっかけから出会ってしまった自信過剰気味な後輩女子、白石紅葉が勉強を教えてほしいとお願いしてきて――。ハイスぺにみせかけて低スぺにみせかけてなんだかんだハイスぺな男子と、自信満々なあざといキャラにみせかけて意外とそうでもない後輩女子のわかりやすいラブコメディ※この作品はカクヨム様にも掲載しております。

私には親友がいる。可愛くて真面目で、でもちょっとだけ子供っぽいかもしれない、そんな親友。ただ、そんな親友なんだけど、バレンタインが近づき出してから何だかずっと悩んでいるようで…… ※百合です。

学問と芸術の都・ヴェレスの裏通りで、密かに絵画の贋作屋を営むライルは、ある日、ヴェレスきっての名門校に通う少年・ルドルフから、「火曜会」という有力なサロンの入門試験に協力するよう頼まれる。 しかし、ライルには火曜会に近付きたくない事情があった。 断ろうとしたものの、やむをえない経緯で依頼を引き受けてしまったライル。しかし、それがきっかけで、因縁の相手から次々とつけ狙われる羽目になり――。 ※色覚異常に関する表現があります。抵抗のある方は閲覧にご注意ください。