ある日、俺達は異世界に転移していた。総勢101名の昔の部下達と一緒に同窓会をしていたのに。 主人公の名前は剣持聖、あだ名は剣聖と言われ武術全てが規格外であり魔法も又規格外、その部下達もまた規格外である。部下や仲間と一緒に剣と魔法の世界で奮闘する物語である。 主人公チート有りハーレム有り戦闘有りの異世界ファンタジーである。 初めて投稿するので、宜しくお願いします。

とある大陸に、五つの国があった。 一つ、火の国グレンデル。 一つ、水の国バハムーディア。 一つ、風の国リンドブルム。 一つ、木の国ニーズヘイグ。 そして、最後が―――― ―――地の国ファーフニール。 各国の環境には多くの違いがあり、行き交う人々にもほぼ共通点はない。 だが、そんな五つの国には一つだけ共通点がある。 それは、一つの魔道具。 名を、龍具。 純粋なる力の象徴である龍の名を冠し、この世において五つのみ存在が確認され、五つの国がそれぞれを一つずつ有した。 五つの国は龍具の絶対的な力を用いて反乱を鎮め、民を従え、それぞれの地を収め、尚且つその威力と発動後に大地と人に残す爪痕を考慮し、不可侵の条約を結び共に栄えていった。