公爵様!こんがらがってますよ　 の続編です。 ほのぼのした恋の物語のはずが雲行きが怪しく…

桃太郎の木から落ちた桃はどんぶらこ〜どんぶらこ〜と流れてやがて海へ更にどんぶらこ〜どんぶらこ〜と流れて鬼ヶ島へたどり着く。 という話ではナイです。

「モフモフじゃなくてヌルヌルかよ」 　気か付くと両生類に転生していた、水理久遼陽（すいりく　りょうよう）は、いろいろと試したものの、残念ながらチートスキルはもらえなかったらしい。 　それでも、異世界転生したならば、やっぱりハーレムを目指さないとと、現在の境遇にめげることなく、保有している「潜水スキル」のレベルを上げてみようと考える。 　遼陽が知っている異世界転生ものならば、スキルやレベルを上げることで、進化するはずだと夢想した。 　遼陽は、その先に擬人化への道が、そしてハーレムに至る道があると信じて、目の前にある、古ぼけた池に物は試しと潜水スキルを使用してみた…。 　そして、遼陽の行動を監視する男たちがいた。 　その男たちの目的とは？