人々に超能力が発動するようになってから２５年。世間には現在、第四世代と呼ばれるより強力なサイキッカーが育ちつつあった。 そんな第四世代の一人として見い出された少年、真壁　純は優れた能力者だけが入学を許されるという『学園』へ入学することになった。 確かに彼は超能力者ではある。 けれどもその力は微々たるもので、殆ど僅かしかその能力を行使することは出来ない。 なぜ自分が選ばれたのか。 化け物のような超能力者がゴロゴロいる『学園』で、純は不安な学校生活をスタートさせるのだった。

前世が日本神話の英雄【大和 武尊（ヤマト タケル）】である主人公タケルは、ある日、前世の因縁によって神々に命を奪われた。 更にはその身に神の呪いを宿して異世界【アース】へと堕とされてしまう。 呪いにより生者から骨者となったタケル。 しかしタケルは【奈落】というダンジョンの最奥にて力を得る事となる。 しかしその結果、神の呪いからは解放されたが同時に少女の姿に変わってしまった。 しかも、神への復讐を誓ったにも拘わらずにその事さえも忘れて。 姿が変わった事で【アリス】と名を変えたタケルは、不死の王と名高い魔物であるリッチの【テレス】と共に歩き出す。 魔神アバドンとなったアリスとリッチのテレス。 神への復讐を忘れた二人の復讐譚（珍道中）が始まる。