魔王に憧れた少年は異世界で目を覚ます。それも幼女に転生して。 何も分からないなりに行動し、手に入れた事実。「俺、人間に転生してなかった」 彼は人型ではあるが龍に転生していた。とは言え大した問題はない。やることは変わらないのだから。 生命の気配のない荒野で一人、彼は修行する。いずれ魔王に至るため。かつての夢を叶えるため。 度重なる死地を乗り越え、彼女は世界を旅していく。その過程で愉快な仲間を拾いながら。 これは彼女が世界を支配し、そして生まれた勇者に殺されるまでの物語。 魔王は勇者に殺される。そんな当然の運命を夢見て彼女は今日も生きていく。 ※人の命は軽いです。主人公に常識は在りません。 ※難しいことは書けません。細かいことは気にしないようにしましょう。 ※ノリと勢い、少しのひらめきで生きる主人公です。熱しやすく冷めやすい。刹那的に生きる彼女です。気楽に読みましょう。 ▼零章終了。一章終了。ニ章進行中。 ▼書き溜めができ次第尽きるまで毎日12:00投稿の予定。 ▼書き溜め尽きました。ごめんね…

転生してきた少女。 奴隷として生きてきた少女。 二人の少女が出会う時、紫色の花が開く。 その世界で、人の命は軽いものだった。 奴隷として生き、そして死ぬ。 なんのための生なのか。 なんのために生きているのか。 暗闇の中、奴隷少女は生きる決意をする。 たとえどんな手を使っても。 これは転生してきた少女と、奴隷の少女が自由を手に入れるための物語。

宮内ツカサは異世界転生者だが、生まれた先は魔界である。 魔族が支配するそこでは、人間なんて単なるジビエ。 それでも15年間、現代知識を駆使して健康に気をつけて生きてきたツカサだったが、とうとう吸血種の人間狩りに巻き込まれてしまう。 「俺ってかなりウマそうに見えるでしょ!?」 「ウワッなんじゃこいつ急に」 死にたくなさのあまり様子のおかしい主人公による、グルメっぽいのじゃロリ吸血姫への、売り込みという命乞いによる魔界ブラッドコメディ。