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作者:鬱鬱鬱/作品情報/Nコード:N5908KR
連載中 (全7エピソード) |
ブラックラグーン、アーマードコアが好きな趣味男が書く処女作です。
人間の醜い部分が大好きで大嫌いな人にオススメです。味方陣営が正義の味方、なんてことは無いです。具体的に言うとLibrary of luinaの世界観から主人公たちの善性を取り除いた、みたいな
これは正義の対立ではなく、エゴと悪意の押し付け合いの話なのです。
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「人間から取り除けない要素、それは苦痛と争いだ。」
1945年、第一次世界大戦が終わるかに思われた頃、アメリカのマンハッタンを中心に世界中で黒い波による大災害が発生した。
黒い波からは大量の悪魔が現れ、人類の総人口は三分の一にまで減少した。
しかし、黒い波が与えたのは絶望だけではない
「アンノニウム」と呼ばれる新たなエネルギー
それらを用いた適合手術を行う謎の組織、「アカシック」
適合手術を受けたことで、人知を超越した力を手に入れた「進化体」たち
ほどなくして、地球の支配者は再び人類となった
しかし、それは悪魔の脅威が去ったわけでもない。
力なき人々は、いまだ力をつけた宗教者たちの軍門に下るか、弱き者同士での集団避難生活、強者の庇護に収まる。それしか生きる道はなかった。
現在、悪魔は「価値のある金の塊」となり、弱気人々は「悪党の都合のいい玩具、または正義の味方ごっこの相手」、進化体は「アカシックからのサポートを受けることができる恵まれた人種」に分かれた。
進化体は進化体どうしで争い、それぞれの正義を貫くだけの「悪魔」と化した。
それでも共通するのは、「金」と「暴力」だけが人類の味方ということだ
主人公、ヨハン・メイヘンは幼馴染でありご主人様であるミシア・アドニス、そしてその執事たちとともに金を稼ぐ「執事兼進化体」である。
今日も、血と煙に包まれた世界で仕事をする。
見捨て、裏切り、騙して騙される。
平和とは何か
それの答えを「明日の保証」とするなら、この世界のどこにも平和はない
人間も、悪魔も、みな等しく敵であるのだから
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: R15 残酷な描写あり 男主人公 魔法 異能力バトル ディストピア 人殺し主人公 ドライ ヒーロー不在 1990年代SF 利益主義 合理主義世界 助けない勇気 薬物、拷問、人質注意 最終更新日:2025/07/01 03:27 読了時間:約33分(16,346文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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