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作者:えべれぇたぁ/作品情報/Nコード:N1252GG
短編 |
海から突き出る弩級の独立峰にして、世界最高峰として知られる霊峰バベル。
その頂はカルデラというわけではないが窪んでおり、内部では独自の生態系が形成されている。
小さな国ならば丸一つすっぽり収められるほどに広いその地には、湖があり、川があり、森があり、草原があり、隆起している外縁部は連なった山そのものであり、気候はその標高に見合わぬほど穏やかだ。
その特異な立地からして、もし国を興せば優に千年は続く大国家となろう。
交通の便の悪さを除けば──否、天然の要害に守られているからこそ難攻不落の国家を築き得る、人類にとってはなんとしてでも確保したい土地のはずだが、そこに人の影はない。
言語を解さぬ獣共と、一柱の龍が佇むのみである。
そんなバベルの大盆地に、最近新たな住人がやってきた。
これは、さびしがりやな龍と人食いの精霊が紡ぐ恋物語。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: R15 ガールズラブ 女主人公 異世界 人外 精霊 龍 ヤンデレ クレイジーサイコレズ 百合 人食い(要素) 最終更新日:2020/05/19 18:00 読了時間:約9分(4,065文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 122 pt ブックマーク: 14件 評価人数: 11 人 評価ポイント: 94 pt |
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