地方の進学校に通う平凡な女子高生は、干物地味子で将来への希望もこれといってなく、夏休みをダラダラと過ごしていた。見かねた母親は最近評判の長身美形のメイド姿の家庭教師を雇うことにしたが、 彼女(?)は実は………。 　家庭教師の低音ボイスでブッキラボーな物言いは、女子高生や周囲の人々を戸惑わせるものであったが、 やがて彼らは家庭教師の心の温かさに触れて彼女(?)を理解していく。 　そして彼女(?)もやがて、女子高生とその風変りな家族に心を開いていく。 　

　●婚約者であるレイナードの為にその身を捧げ、長年彼に寄り添い頑張ってきたつもりのシェリルであったが、そんな彼女の真面目さを嫌ったレイナードに非情にも捨てられそうになってしまう。しかし一人の騎士と出逢い、窮地にも関わらず、彼女は初めての感情を知り、己の新たな一面に戸惑いを覚える事となる。彼女の騎士に対する強い興味や好奇心は、一体どこからきてどうなってしまうのか......。 そして彼女を取り巻く環境や、シェリルの変化を知った王太子はどのように変わっていくのか......。 　●粘着モンスター達の攻撃をシェリルは上手くかわせるのか！※バトルものではございませんｗ 　●糖分多めの初恋ストーリーをお楽しみいただけると幸いです。

小説家になろうラジオのパーソナリティ巽さん原案 妄想の中の、ゆいこ・ひろし・たくみ 三人が作り出すどきどきトライアングル！ 今回はひろし目線で、ゆいことの初デートを綴ってみました。 下野さんの低音ボイスが素敵でドキドキMAX！ 相合い傘もいい感じかな？

擬音が（ダンディな低音ボイスで）聞こえる謎能力を手に入れたぼっちな小野くんと、いつも彼に厳しい風紀委員の超クール系美少女・片瀬さんの物語

「愛してるよハギタ」 「私もですわ、ヘドヴァン様……」 　なんなの、これは。 　それはとある日のこと。目の前で行われてる行為に目を奪われながら、私ことラウザは驚愕していた。 　婚約者である第一王子ヘドヴァン様に呼び出されて赴いた王宮。 　到着した後、従者によりこの中庭へと通されたのだが、そこで待っていたのは、私の予想の外にある光景だった。 「ヘドヴァン様、私のほうがお姉さまよりずっといいでしょう？　私の方が、貴方のことをもっともっと愛しておりますもの」 「勿論だとも。もう私には、君のことしか考えられない」 　私は婚約者を奪われたのだ。それも、血のつながった妹に。 　私は妹に裏切られたのだ。長年ともに過ごしてきたはずなのに、婚約者にも裏切られた。 　なんでふたりが楽しそうに笑っているのか、全く理解できない。脳が破壊される感覚で、心が壊れそうになる。 「ああああああああああああ！！！！！」 　絶叫とともに、私はその場から駆け出したのだが……。

ある日、突然に大好きな推しキャラ「ギルベルト•ヴォルフ」の登場する乙女ゲーム『祝福の女神～黄金色（こがねいろ）の乙女の章～』の世界に来てしまった１９歳の女子大生、榊美琴（さかきみこと）は、自分が占い師の美少女ミアになっていることに気がついた！ しかも、目の前には、最大の推しキャラである大大大好きなギルベルト・ヴォルフの姿がっ……！ そんな彼になぜか強引に連れ出され、ゴブリンの洞窟へ同行することに。 ギルベルトに命の期限があることを思い出したミアは何とか彼にハッピーエンドを迎えてもらおうと考えるのだが…… 今度は自分が追われていることを知って、逃避行開始！ 推しキャラである、赤銅色の髪、鳶色の瞳のギルベルト。 森で拾った、暗緑色の長髪、琥珀色の瞳の少年カミル。 行く先々で偶然出会う、蜂蜜色の髪、空色の瞳のアルフレート。 ３人のイケメンに想いを寄せられながら、ミアは無事ギルベルトをハッピーエンドに導くことができるのか！？ 大好きな推しキャラの低音ボイスや有名声優さんのたちの声が聞き放題の世界で、命の期限迫る魔物つきのギルベルトと、占い師ミアの冒険が今始まる！ ★十数年ぶりに執筆を再開して最初に書いたファンタジーです。 ★某声優さんをイメージしたキャラクターをヒーローにしたい！　というのがきっかけで書き始めました。 ★異形の身を持つヒーローと、それを受け入れるヒロインが好きで、その要素を盛り込みました。 ★「異世界転移」「乙女ゲーム」を題材にしていて、「声優さん」の声にスポットを当てています。 ★当て馬にするはずだった脇キャラも恋愛に絡んできて、逆ハーレムものになっています。 ★第22回角川ビーンズ小説大賞WEB部門　二次選考通過 ※「カクヨム」にも投稿しております

わたしはリベルタ。森で一人暮らしするために、町から逃げてきたの。でもその途中、凶暴と言われてる巨人（ロッサ）族に捕まって、今ちょっと握り潰されそうになってるんだけど──え、もしかして、この物語、これで終わっちゃうのかな！？（そんなわけない） 天涯孤独な少女と、低音ボイスな巨人の温かな交流を描く、日常ファンタジー。ぜひご覧ください！ ※本作は幸路 ことはさん主催【そうだ、異世界へ行こう】の企画作品です。 参加者同士の相互応援はしていません。 それ以外の読者さんの応援★・ブクマ・感想・いいねは大歓迎です！どうぞお気軽にお願いします(*´ω｀*)

前世の記憶を持つリーシャ。 彼女は過去に、地球の日本から異世界へと神に召喚された召喚者だった。 不運な死に方をした彼女の魂は眩く、神は彼女をお気に入りとし【神の愛娘】として愛でる。 他者を癒す力を持ち、聖女として生きた人生はもう過去の事。 新しい人生は自分の為に、自由に生きると決意する。 少々？気紛れでいい加減な神に振り回されないよう気を付けたいリーシャだが、神の愛娘である彼女には次々とイベント発生。 精霊獣を助けたり、王族の目と言われる騎士に惚れられたり、癒しの力があるとバレたり。 「癒す力があるのに何故民の為に使わない！神の力を独り占めするか極悪人め！」 「私は聖女じゃない。私の力は私が使いたい時にしか使わない。何と言われようとも」 権力を欲する神殿。 稀有な力を取り込みたい王族。 運命の歯車は回る。 それは偶然ではなく、必然。 2021/11/02 少し編集しました。

　一関恭介は、高校生らしからぬいかつい容貌と低音ボイスのために、しばしば他人に誤解される。 　ある時は正義のヒーローとして、ある時はドＳキャラとして、ある時は従順で可愛い後輩として――みんなそれぞれのイメージを一関に抱(いだ)くけれど、そうじゃないんだ！ 　だってこの人の頭のなか、常に他人の色恋のことばかり！ 　人が二人いれば、勝手に脳内でカップリング成立。男女もＢＬも百合も、バッチ来い！ 　そんな一関のお花畑妄想と、それに巻き込まれる周囲の人々のお話。 ※『まんばな！～漫研部が漫画を描いたり描かなかったりする話～』のスピンオフですが、本編未読でも差し支えありません。一話完結の連作短編形式で、どの話から読んでも大丈夫です。 ※不定期更新です。 ※【エブリスタ】にも同作品を掲載しています。

※ご好評につき、続きの短編を鋭意製作中です ゲーム世界のモブ、主役ではないただの自警団のＪ《ジェイ》はある日、街角でＳＳＲヒロイン確定ガチャチケットを拾う。 しかしそのガチャチケットから現れたのは、ジェイが望んだＳＳＲクラスのかわいい女の子ではなく、身長２ｍの巨体に隆々とした見事な肉体を誇る、重低音ボイスが渋いヴァリハルトのおっさんだった……。 新機軸・ＳＳＲおっさんヒロインここに光臨。返品不可。当てたガチャキャラはちゃんと責任を持って育てよう。