依頼ポスト設置後、少しずつ依頼が届き始めた《ひだまり》。 そんな折、村に現れた男ザック、依頼内容は「村外れの森にて行方不明となった少女の救出」森は魔物だらけ、まさかの魔物と戦闘！？ 村の日常が静かに揺れ始める――。

田舎の村で新しく立ち上げた小さなギルド《ひだまり》。 カエデ、リン、メイの三人で始めたが、依頼は一週間経ってもゼロ。 信用も実績もない中、カエデは街で営業を試みるも門前払いの連続。 そんなある日、ふらりと訪れた老人から、壊れた柵の修理を依頼される。 初めての仕事は冒険や戦闘ではなく、ただの修繕だったが、 「ありがとう」という言葉が三人の胸に深く響く。 それは《ひだまり》の最初の一歩であり、 この先の信頼と物語の始まりでもあった。

精霊が実体化できる特別なお店、クラディの鍛冶屋。 ここで修理される精霊達の様子から、常連客からは「ホスピタル」と言う通称で親しまれている。 ある日、精霊アクアンが宿る武具アクアンズロッドが持ち込まれ、修理依頼をした冒険者が音信不通となってしまった 急に主を失った精霊アクアンが、失意の末に行動に出る。 「私と同じ境遇の精霊武具を、新しい持ち主の元に届けよう。」 それから、ホスピタルに預けられた他の精霊武具を巻き込んで、アクアンの挑戦が始まる。 アクアン達は、無事に新しい持ち主を見つけることが出来るのだろうか？ この作品は、「Pawoo(マストドン)」で掲載した物を加筆修正しております。

　すべては借金返済のために――！ 　飛行機工房を営む家に生まれ、自身もエンジニアである少女、ターラ・ターナーは、工房が空前絶後の借金を抱えていることに、心を痛めていた。 　ある日、工房の経営者であり、ターラの祖父であるアーサーが、一人の少女、クローイ・クロウを工房に連れてきた。彼女はパイロットで、飛行機を直して欲しいと言う。 　修理の仕事を手に入れ、明るい兆しが見えたのも束の間であった。なんと債権者が、借金の一括返済を要求したのだ。期日までに返済しないと、家と工房が差し押さえられてしまう！ 　ターラ、ホームレスの危機！ 　絶望するターラに救いの手を差し伸べたのは、意外にも修理依頼しにきた少女、クローイであった。 「賞金の出る飛行機レースがあるんでしょ？　勝てば借金を返せるんでしょ？　私、レースに出るよ」 　しかしレース開催は、わずか二ヶ月後。それまでに飛行機を整備できるのか！？　レースに参加できるのか！？　そして彼女らはレースに勝てるのか！？ 　借金返済のため、ターラは、スパナを握ってレースに挑む！

　錬金術師のハルカは錬金術師養成学校から卒業し、秋から独立開業する。 　初めての客は壊れたブレスレットの修理依頼をしてきた。 　ハルカは依頼を受けて、ブレスレットの欠けた部品を錬金術で錬成して修理する。 　直ったブレスレットを手首につけて客が帰った日の夕方、ハルカの師匠から電話がかかってくる。

衰えた体に補綴機器を使うことが一般化した時代、修理を営む主人公の元に老婦人が訪れる。修理依頼だがどこかおかしい。もしかして……。 主人公はどうすべきか悩む。 ＊「カクヨム」に投稿しています（名義：@ns_ky_20151225）。 ＊「アルファポリス」に投稿しています（名義：alphapolis_20210224）。 ＊「エブリスタ」に投稿しています（名義：estar_20210224）。 ＊「ノベルアップ＋」に投稿しています（名義：novelup20210528）。

時計の音が響くお店に、壊れた時計を持ったお客さんがやってきます。 新品の時計をつくることをお仕事にしている時計屋さんは、目の前に時計の持ち主がいることに緊張しています。 落ち着かない時計屋さんは、無事に依頼を完遂できるのでしょうか……？

自動販売機修理業者に勤める名取秀二は、雨の日の残業帰りにずぶぬれの男を拾った。その男は昼間秀二が修理依頼を受け出向いた大学に居た教師と思しき人物で―――。　　昔の小説の改稿。ＢＬというほどの表現はなく友情に近いかなとも思うけど、微妙に気持ち的にはほのぼのＢＬかなーと。