※スクウェアエニックス様よりコミックス発売中（2巻（最終巻）は、2024/6/7発売予定）漫画家様はカミタニミキ先生です。 元病弱令嬢、アンブラー伯爵家の長女ブリジットは、体が丈夫になった今も病弱だと偽って田舎領地で暮らしている。それは、仕事後忙しくて領地をほったらかしにしている両親の目を盗んで、商品を開発してお金儲けがしたいから！ああっ、あの金貨のチャリンチャリンという音といったらーー、うふふふふふ！今日もブリジットはお金を数えてうっとりだ。できることなら一生こうしてお金儲けをして生きていたい。 そんなブリジットには幼い頃に婚約した公爵令息ファビアンという婚約者がいた。もしファビアンとこのまま結婚したら、きっと今の楽しいお金儲け生活はできなくなるはず。そんなのは絶対嫌だ。ブリジットはなんとかして彼との婚約を破棄しようと手紙を書くが、どういうわけか、婚約破棄をするのではなくファビアンが領地まですっ飛んできて…。

ある日、モニカは目覚めると塔の中のベッドに横たわっていた。微かな記憶で義兄に此処へ閉じ込められた事を思い出し、目覚めた魔力で塔を爆破。そんな家族ならいらないと家出をする。 家出先で野菜を育てつつ、新しい生活に充実感を覚え始めた頃、保護していた迷いうさぎの飼い主であるリンウッドが訪ねてくる。 客人という事でおもてなしをしていたモニカだったが、とあるきっかけでリンウッドにキスをされてしまう。更にはキスをしたいという自分の欲を満たす為だけに同居まで提案されて……？ 一方その頃、モニカが家出した実家ではモニカの捜索を開始。何やらモニカを塔に監禁したのは理由がありそうで…… 「じゃあ、しょうがない。モニカ、ボクも一緒に此処に住むよ。それで毎日キスしよ」 「え、何で？嫌です」 キスをしたい元魔術師とそんなホイホイしたくない元病弱令嬢のお話。

わたくしリィナ=ユグノアは小さな頃から病弱でしたが今は健康になり学園に通えるほどになりました。しかし殆ど屋敷で過ごしていたわたくしには学園は迷路のような場所。入学して半年、未だに迷子になってしまいます。今日も侍従のハルにニヤニヤされながら遠回り（迷子）して出た場所では何やら不穏な集団が・・・ 強制的に修羅場に巻き込まれたリィナがちょっとだけざまぁするお話です。そして修羅場とは関係ないトコで婚約者に溺愛されています。