[-1-]
作者:くまの ほたり/作品情報/Nコード:N7310GX
短編 |
保育園へお迎えに急ぐ僕は、商店街の四つ角にある八百屋の前で、小さなおっさんに捕まった。
おっさんは、百五十センチも無さそうな小柄な風体で、駅弁売りのように底の浅い箱をタスキ掛けにした紐で肩から下げて立っていた。
顔は、ひどく狭い富士額をしていて丸顔。眉と唇は太く、ぎょろぎょろとした目と鼻の脇に大きなホクロのある特徴的な顔立ちだった。
もちろん、こんな特徴にあふれたおっさんは、僕の知り合いに居ない。
「あ、韮崎さん!こんにちは!」
このおっさんは、僕のために、発明品を出してきた。
にらさき みーつ おっさん。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 ほのぼの 男主人公 現代 小さいおっさん カレー 保育園児の父 オタマ カーボンナノチューブ 名前を付けて 八百屋の前 ありがとうを十回 ネット小説大賞九感想 最終更新日:2021/04/22 22:27 読了時間:約7分(3,498文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 44 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 40 pt |
[-1-]
検索時間:0.0058610秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。