第一章　暗殺編 　28歳のアラサー警察官(独身)の私は、捜査中に撃たれ死んでしまった。 　目が覚めると、なんと異世界の14歳の公爵令嬢に転生していた。さらに驚いたことに、この国の王子殿下の婚約者だった。 　私は元警察官のスキルを活かし、王子殿下を狙う悪者から王子殿下を守ることにしたのだが…。 　事件を解決しつつ、王子殿下と私(中身は28歳)の仲が深まっていく……のかな？ 第二章　夢見草編 　次の年の4月、私は学園に入学した。しかし入学したばかりの学園で、またまた事件が発生し、王子殿下と私は、仲間とともに事件を解決するべく動くのだが……。 敵の本当の狙いは？　はたまた真の黒幕は誰なのか？ 　シルフィの自称ライバルが現れたり、意外な人物が仲間になったり、物理的に距離を縮めてこようとする王子殿下に右往左往したり。 　事件を解決しながら、２人の距離は縮まっていく……予定です。 第三章　　留学生編 　夢見草事件も解決し、夏休みも終わろうとしていたある日、生徒会役員に呼び出しがかかった。 　呼び出したのは国王陛下で、夏休み明けからイシュランダ王国の第一王子とその婚約者が、我が学園の一学年に留学生として来るので、私達に世話役を頼みたいと言う。 　この第一王子、俺様気質のヤンチャ系？　それとは正反対の影の薄い婚約者。二人はあまり仲が良くないようだが……。 　留学生の二人とエディと私、四人の友情と恋模様はどうなっていくのか？ 　また事件が起きたり、いろいろな問題を解決しつつ、2人の仲はさらに深まっていく……はずです。 ※今回はわりと糖度高めです(当社比)

　こちらは「転生アラサー警察官、王子殿下を守ります！」の番外編２です。 　第二章の後のお話になります。 　シルフィ達が学園に入学して早一学期が終わろうとしていた。毎年一学期の終業式の夜には、生徒会主催の「納涼肝試し大会」が行われる。生徒会役員はお化け役として参加者を怖がらせるわけだが、シルフィは上手く参加者を怖がらせる事が出来るのか？　実は幽霊が怖いシルフィが見たものとは？　 ※肝試し大会ですがホラーではありません。

「転生アラサー警察官、王子殿下を守ります！」の番外編(短編)です。 　前回の事件の後、お互いの気持ちを確かめあった二人。そんなエディが二人で街へ行こうと言い出します。シルフィは、今、巷で人気の期間限定のスイーツを食べに行きたかったので、二人で街へ行くことに。これはデート？　デートなのか？　そこでちょっとした事件が起こったり…。今回は貰った剣は使いませんが、やっぱり戦うことになりそうです。