子爵令嬢リアは、王国で最も完璧な男と謳われる公爵令息クロウの、あまりに「熱烈で完璧すぎるアプローチ」に根負けし、婚約を承諾した。 しかし、クロウの愛は、すべてがスケジュール化され、管理された「完璧な檻」。自由を愛するリアの魂は、その息苦しさに鬱屈していた。 そんなある日、リアは王族らしからぬ自由な装いをした男性、アルフレッド王子と出会う。彼は、古い慣習がはびこる王国とは対極にある東方商業大国に留学し、「個人の自由と合理的思考」を学んできた、将来の王家を担う実力派だった。 アルフレッドの常識を覆す知識と、リアの奔放な魂は瞬時に共鳴！リアの恋の矢印は、完璧な婚約者から、規格外な王子へと切り替わる。 「私の心はもうあなたにはない！お構いなく」 「形式的で支配的な愛」と「自由で対等な愛」が激突する、痛快なロマンス・コメディ。 奔放な令嬢は、愛と自由を守り抜き、王子と共に新しい時代の幕を開ける！

これってBLゲームの世界だよね？悪役令息を守るはずが、溺愛されてる？！ 幼少時の事件で顔に傷を持つ貴族令嬢ミラ・オーキッドは名門ラスフィ公爵家でメイドとして仕えている。 ある日、敬愛する美しい主人の公爵令息ノア・ラスフィが突然、「BLゲームの『悪役令息』になりたくない！」と叫び出す。最愛の主人から、ゲーム主人公「リオン」やチョロい攻略対象たちから守るよう命じられ、学園へ同行することに。 しかし、ストーカーに狙われ、陰湿ないじめの標的にまでされ事件に巻き込まれてしまう。 気づけば、癖の強いイケメン攻略対象たちからノアを守るはずが、なぜかミラが囲まれる展開に！？ クールな美貌輝く甘えたがりなご主人様、実は純情なチャラ男侯爵家次男、自称婚約者の強面辺境伯令息？！ そしてやっと出会えた「リオン」からミラは衝撃の事実を告げられ。 BLゲームの世界だと言われていたが、実は⸺ さらに顔面最強スパダリご主人様（ただしヘタレ）も日に日に独占欲が重くなっていき？ ミラは学園を無事卒業し普通のメイドへ戻れるのか？！ 「逃げてもいいよ。でも、俺が世界の果てまで必ず探し出すよ」 「この世界で生きる理由はミラと一緒にいるため。俺の2度目の生はミラとの約束で始まったから、仕方ないよね」 「傷もの令嬢×悪役令息BLゲーム×逆ハーレム」──好きなもの、ぜんぶ詰め込みました！ ※メインは男女恋愛です ※BL描写は軽めのギャグ要素 ※BL描写ある話には注意書きあります ※他サイトさま掲載作品を改稿し投稿しています

　リード伯爵家の令嬢であるシャインは、最近になって焦っていた。 　いくら探そうにも、適した結婚相手が見つからないのだ。 　シャインの目的は、七年前からの付き合いであるラーフェン公爵家令息のルシードとの婚約を解消すること。 　婚約解消を認めてもらうには、シャインはルシードではない別の男性を見つけなければならないのだが、それがなかなか上手くいかない。 　どうにか条件に当てはまる人はいないものかとシャインは策を講ずるのだが、なんだかんだとルシードに妨害されてしまい……。 　円満な婚約解消を目指す伯爵令嬢と、手段を選ばずそれを阻止する幼馴染の公爵令息の話。

「お兄ちゃんの腹は白すぎて眩しいくらいだよ」と妹に言われていた平凡な僕が転生したのは、乙女ゲームの世界のラゼル・キールストラ公爵令息。破滅を招く呪いの腹黒悪役令息だ。 バッドエンドしか存在しない隠し攻略対象で、その境遇から「呪いの子」と囁かれている。ラゼルは不遇な運命を呪い、絶望の末に闇の魔法によって破滅を招き、ヒロインと攻略対象にそれまでの罪を命をもって償わされるのだ。 ということは、攻略対象と良好な関係を築けば破滅は防げるのでは？ 異母兄と異母弟とはすでに不仲を極めているけど、腹白の僕ならなんとかできるはず。 オタクの妹から授けられた知識(あやふや)をもとに、悪役令息の破滅の運命を変えてみせる！ ヒロインのことは顔も名前も覚えてないけど、攻略対象と仲良くなれば特に問題ないよね！ ＊同タイトルのリメイク版です。 ＊カクヨム、アルファポリスにも掲載中

フランシーヌ公爵令嬢の取り巻きは怒っていた。 そう。フランシーヌの婚約者に言い寄る元平民の伯爵令嬢と、フランシーヌの婚約者ウエスターに。 ウエスターが好きなタイプを聞かれて言った「美味しそうご飯を食べる子が好き」。こんなの、食事では完璧なテーブルマナーを披露する淑女の鑑フランシーヌへの当てつけにならない。 尊敬するフランシーヌを蔑ろにされて怒り心頭の取り巻きたち。 一方、とあるレストランでは……。

【書き溜めなしで1日1話目指してRTA中】 絶大な権勢を誇るパッヘルベルク家の公爵令息から、 次期子爵にして聖女の私・ハリエットは日々“熱烈な求愛（ストーキング）”を受けている。 あちらは私が“身分違いの恋”に苦しんでいると思い込んでいるらしいけれど── 残念！　盛り上がっているのはあなただけです！ そんなことより私には好きな人がいる。 魔道具作りにしか興味がなくて、戦闘の才能はびっくりするほどゼロ。 私のことを「雲の上の貴族のお嬢様」と思っている、騎士家の庶子の魔法使い。 100%ただの親切でストーカーから助けてもらって、3秒で恋に落ちたけど 勢いで求婚して、「住む世界が違う」と思いっきり振られました。 ──断られてからが本番です！ 女王も女性騎士も女当主も珍しくない世界。 「王家」「教会」「魔法使い」が複雑に絡み合う社会で 領主の責任からも、聖女の強大な力からも逃げすに 絶対に幸せになると決めた「聖女と魔法使い」の話。 ＃身分違いの恋(※勘違い)と身分違いの恋(本物)が両方あります ＃働き者同士の話なので職業・魔道具話になりがち ＃いつまでも両片思いみたいな二人

　悪役令嬢として、あらぬ罪を着せられ断罪されたマリーヌ。 　彼女を断罪したのは婚約者である王太子エミールと聖女ミオだった。 　代わりに打診された婚約は「悪役令息」と悪名高い侯爵令息のベルトランからのもの。 　これは冤罪をかけられたマリーヌとベルトランが、王太子と聖女にざまぁをして幸せになる話。

王太子殿下と共に過ごした、学園の日々。 その笑顔が眩しくて、遠くて、手を伸ばせば届くようで届かなかった。 燃えるような恋ではない。ただ、触れずに見つめ続けた冬の夜。 眠りに沈む殿下の唇が、誰かの名を呼ぶ。 それが妹の名だと知っても、離れられなかった。 「殿下が幸せなら、それでいい」 そう言い聞かせながらも、胸の奥で何かが静かに壊れていく。 赦されぬ恋を抱いたまま、彼は月影のように想いを沈めた。 ※本作は「小説家になろう」「アルファポリス」にて同時掲載しております。 表紙イラストは、雪乃さんに描いていただきました。 ※イラストは描き下ろし作品です。無断転載・無断使用・AI学習等は一切禁止しております。 ©︎月影 / 木風　雪乃

【書籍化】 私の名はマルカ・レイナード。 半年前からレイナード伯爵家の長女である。 本当の娘でもない私を引き取ったのは何のため？　母様を馬鹿にするなんて伯爵許すまじ。 後悔させてやりましょう。そのためなら恋人のフリだってします。 以前書いたものの連載版になります。 始めの数話は短編を元に加筆したもの、そして騒動後のマルカのお話。 短編から引き継いで書籍化いたしました！ 書籍版のタイトルは『私の名はマルカ 噓つき貴族を成敗したら、公爵令息からの溺愛が始まりました?』です。 よろしくお願いいたします！

リアルに近い異世界で婚約破棄から始まる寝取られ王子と悪役令嬢の王宮、学園ドロドロドラマ。 婚約破棄とやんわりザマァはあります。 生まれが原因で蔑まれ肩身を狭くして生きる庶子の王子リアム。 学園の卒業パーティーで親戚の公爵令息テオドールの婚約破棄騒動に巻き込まれ、騒動の中心人物たちの巻き添えを食らって倒れてしまった。 療養を名目に不条理にも謹慎させられるリアム。 そこに悪役令嬢の汚名を着せられ婚約を破棄されたソフィアが訪れ、告げたのだ。 婚約破棄の理由は口実にすぎず、テオドールとリアムの婚約者エミーリエの二人は下町の隠れ家で不貞を働いていると。 謹慎を破り護衛も付けず、ソフィアと共に不貞現場に乗り込み証拠こそ掴んだリアムだったが、思わぬテオドールの反撃を受けて新大陸へと売られてしまう。 密貿易船に侵入した護衛のライモンドの尽力のおかげで売り飛ばされこそしなかったものの、新大陸に辿り着く羽目に陥った。 総督府に赴いて助けを求めたリアム達一行は、そこでテオドールによく似た面差しの男、ライモンドと同じ赤狼の民の男、父に面差しのよく似た少女の3人と出会う。 その3人は死んだはずの父方の伯父と母方の叔父、父の正妃の娘である異母妹レジーナだった。 また、リアムの容貌を見たリアムの伯父アレックスもその出生の秘密を察して、20年足を踏み入れなかったメルシア連合王国本国への帰還を決意する。 父王との対面によって明かされる真の両親、彼を愛する存在、環境の変化がリアムを変え、怯えた少年であったリアムは大きく成長する。だが、その感動の一幕の陰で顔を曇らせるレジーナ。 ノーザンバラ帝国との陰謀を発端に絡まり続けた家族の関係を解き、織り直す物語。 スキルも魔法もない世界で巻き起こる二人の寝取られ王子と二人の悪役令嬢を中心に繰り広げられる家族ドラマです。 この話にBL要素はありませんが、この話の過去編「自由を取り戻した男娼王子は南溟の楽園で不義の騎士と邂逅する」はBL要素があります。この話単体で読むことができます。カクヨムにも同じ物を投稿しています。

「リーチェ、お前なんかとは結婚できない！　婚約を破棄する！」 伯爵令嬢のリーチェは、伯爵令息イドゥスから婚約を破棄された。 イドゥスには「相手の話の腰を折る」という悪癖があり、それを指摘したためだった。 その後、リーチェは聞き上手の公爵令息クウェンと出会い、仲を深める。 そしてリーチェはイドゥスと再会するが、話の腰を折る悪癖は直っておらず……。

文学少女ナタリーの夢は小説家。 そんなナタリーの前に現れたのは、グレゴリオス・ウィンターガルド――その名前を聞いた瞬間、ナタリーは思った。 ……ダサい。南方にいるというゴリラという動物を連想させる響き。 だから心の中で、彼のことを「ゴリラ」と呼ぶことにした。 顔はきれいなのに、名前が残念すぎる公爵家嫡男。 そんなゴリラを小説のネタに観察していたら……いつの間にか事件に巻き込まれて！？ 笑える勘違いの毎日と、命がけの出来事。 世界一誠実で、ちょっとだけゴリラな公爵令息と変わり者の文学少女が織りなす、波乱万丈なラブコメディ。 本編は１８話で完結済みです。 その後は不定期で番外編を投稿中。完結後の二人の物語をのんびり更新しています。 本作は『ヤンデレ公爵令息の囚われ花嫁　～外交官志望の私が公爵夫人になるまで～』に登場する、ローランドの両親の若き日を描いたお話です。 前作を未読の方でもお楽しみいただけます。

　根暗で不細工、それが伯爵令嬢のアストリッドの貴族学園での評価だった。 　ある日、婚約者の伯爵令息のサミュエルが子爵令嬢のナタリーと浮気をしている現場を目撃したアストリッドは、意を決してイメチェンを試みる。 　がらりと変わったアストリッドに、周囲はざわめき評価を覆した。 　そんな彼女に、公爵令息のルシアンが愛の告白をして――。

転生した先は立場が弱く、身体も弱い領主令息。謎の声から「この世界の神になってよ！」と言われましても、生きて成長するだけで精一杯。 チートとか何もないのにキビシくない？　とか思ってたら、ちゃんとありましたチート能力。でも微妙に使えなーい！！ 側近が優秀なので、がっつり甘えさせていただきます！ 人生やり直し領主令息の、まったりほのぼのハートフル（？）ライフ。 【2025/2/19記載】154話より、更新頻度を『毎週水曜日　１８：００更新』に変更します。 ※この作品は「白石英の玉座　〜異世界に転生して公爵令息になったのでとりあえず好きに生きられる世界にしようと思う〜」を改定したものです。 ※別サイト「ノベルアップ＋」でも同時公開中。ノベルアップ＋ではイラストも公開しています。

妹と浮気をしていた王太子に婚約破棄され、国外追放を言い渡されたエミリアは“魔の森”に捨てられ記憶を失ってしまう。 そんなエミリアを助けたのは、隣国の第二王子と公爵令息だった。 全てを失った令嬢が隣国で新たな名と家族と幸せを得るお話。 ※物語の都合上(主人公記憶喪失のため)、複数人の視点でストーリーが進みます。ご了承ください。

蟲使いとして代々王家に貢献する伯爵家の令嬢、リリス。しかし使役する蟲はいつまで経っても幼虫のままで、落ちこぼれだと言われている。そんなリリスの婚約者は爽やかな公爵令息ライネスだが、彼は大の虫嫌い。二人の関係が、うまくいくはずもなく……。

事業に失敗した父が持ってきた結婚話は破格の条件！？ 貧乏子爵家の令嬢に伯爵家の歳の近い令息との結婚！？ 聞けば、麗しの令息には溺愛する義妹がいるとかで……？ これは物語によくある展開だと、覚悟を決めて嫁に行ったミルフィーを待ち受けるのは……？

大国ゼローナの東公・エスト公爵の息女ミュゼルは、ストロベリーブロンドに蜂蜜色の瞳が特徴的なふわぽちゃ姫。 けれど、中身は幼いときから曲がったことが大嫌いな、おっとり漢前。自分に恋は縁遠いと達観しています。 ある日、王都や領地の港街で妙な副作用を引き起こす薬や化粧品が流行りはじめました。 国王から調査を命じられた公爵は、ほぼ一家総出で解決に当たります。 時期的にはそろそろ王太子殿下のご成婚とあり、憂い事はさっさと片付けたい──そんな国の事情もありました。 タイムリミットは四ヶ月。 やがて、王家から唐突に助っ人が送られます。 「久しぶり、ミュゼル」 「！　ルピナス……！？」 縁あって以前友人となった、北の公爵令息との再会でした。 彼らは密売者たちを根絶できるのでしょうか。 犯人は……？ 突如、はじまりそうな恋の行方は？ ※本編は一旦完結しています。 ※ヒーローは「４　王太子の采配」で登場します。 ※エブリスタでも掲載しています。旧題『はちみつ色の東風の姫〜主役気質は０ですが、精一杯わが道を進もうと思います〜』 ※サブタイトルに☆の付くページにはイラストがあります。表示調整機能でON/OFFをお選びください。 ※2022.7.12、番外編を始めました。本編より甘いのはなぜなのか……。 （2022.8.27、トール王子編　終了） （2022.10.7、レナード編　終了） （2024.3.13、ルピナス編　終了）

恋愛に興味のない理系令嬢である私、リタ＝ベイティア。ある春の日に、親友である公爵令嬢イザベラが婚約破棄された。淡々と他人事として受け止めていた私だけれど同じく婚約破棄された公爵令息エルネストと偶然出会い、私の幼馴染の屋敷で開かれるパーティーに同行することになる。 同情心からエルネストに付き合っていたけれど、彼は徐々に距離を縮めてくる。 恋愛に不器用なふたりのじれもだ恋愛劇。 ※そんなに続かないと思います

　類稀なる魔導具開発の才能を持つ伯爵令嬢リディア。しかし、その功績はすべて婚約者の公爵令息アランに奪われ、彼女は感情を殺して生きる『鉄仮面令嬢』と揶揄されていた。 　舞踏会の夜、アランはリディアが開発した魔導具を自分の手柄として発表し、公衆の面前で婚約破棄を突きつける。 「貴様のような地味で無能な女は不要だ！」 　「お前の功績など俺の指導あってこそ」と嘯くアランだったが、その嘘と横領の罪は、その場にいた一人の研究員によって次々と暴かれていく。そして、その研究員の驚くべき正体が明らかになった時、元婚約者の破滅は決定的となる。 「あなたの才能は、国にとってかけがえのない宝だ」 　リディアの本当の価値を唯一理解していたのは、身分を隠していた第三王子カイウスだった。断罪され落ちぶれていく者たちを尻目に、王子に見出されたリディアは、心の枷を外し本当の笑顔を取り戻す。 　才能を搾取され続けた不遇な令嬢が、自分を見下していた者たちを断罪し、正当に評価され最高の幸せを手に入れる物語。