敗戦国の姫ユレイヤは人質として戦勝国の王子リヴェルトと結婚。いつでも殺せる存在として虐げられていた。 　そんな中、ユレイヤは崖から転落。死を覚悟するも何故か結婚時に時間が巻き戻る。 （私を殺したのはリヴェルト様なの？） 　疑念を抱くユレイヤだったが、死に戻って以降、リヴェルトは前世と反対にユレイヤを大事にしはじめる。しかし、リヴェルトと結婚を望んでいた令嬢チェリーヌだけはユレイヤを罵倒し続けていた。 　そんなある日、夜会に出席したユレイヤは、チェリーヌと騎士の密会現場を目撃。前世の死について思わぬ事実を知ってしまいーー？ タイトルとあらすじを変更しました 旧題：当然だ……俺たちは夫婦なのだから〜死に戻りの人質姫は冷酷夫とやり直したい〜

「お前を妻として愛することは無い」 婚姻の日、初夜の褥で夫から告げられた言葉。 アマリアは幼馴染であったカーセルと結婚。だが、カーセルは彼女に冷たく当たる。 指一本触れないまま、魔王討伐のため出征したカーセルは、魔王と刺し違えて戦死。 虚しさを噛みしめるアマリアの元にやって来た義父が差し出したのは、カーセルの手紙だった。 そこに書かれていた真実とは……。