ぼっちJKの私、ネコになって初めて『本当の居場所』を見つけました 友達ゼロ、将来の夢ゼロ、生きる意味も見つからない――ぼっち女子高生の佐藤ユイ（16）の唯一の心の支えは、憧れのブロガー・相沢美久だけだった。 美久の秘密を探って幻の町「祢古町」を目指したユイは、崖から転落して死亡。気がつくと、なぜか黒猫に転生していた！しかも「翻訳チート」という、あらゆる心の声が聞こえる能力付きで。 猫の姿で美久と再会を果たしたユイ。しかし平和に見えた祢古町には、恐ろしい秘密が隠されていた。孤独だった少女が猫になって見つけた、本当の居場所と仲間。ほのぼの×シリアスな異世界ファンタジー！ 『この町のネコ、やっぱりおかしい』 https://ncode.syosetu.com/n1753kp/ 『この町のネコ、やっぱりおかしい　ー市立祢古小学校記録集ー』 https://ncode.syosetu.com/n0602kr/ 『この町のネコ、やっぱりおかしい　ゴーストハンター最後の配信』 https://ncode.syosetu.com/n8919kv/ 『この町のネコ、やっぱりおかしい　"猫に嫌われる女"の奇妙で切ない巡礼記』 https://ncode.syosetu.com/n9176kv/

精神疾患を抱える少女・雨宮るなと、彼女をそっと見守る執事・久遠明人。 距離を保ちながらも心は離れない、“背中越しの愛”を描いた静かな恋物語。

・第10回キネティックノベル大賞　小説部門 　1次選考通過作品 ・マンガBANG×エイベックス・ピクチャーズ 　第一回WEB小説大賞　1次選考通過作品 ・ニコニコ漫画（漫画版） 　2023ユーザー漫画部門　上半期TOP100にランクイン ────────────── 読者様をニヤッとさせたい、楽しませたい、そんなSFラブコメ 「ネカマの鈴屋さん編」完結済 ついに元の世界で出会った二人 その結末は…… ────────────── 『鈴屋さんのネカマとしての物語』が完結し 『ネカマの鈴屋さん2』をとあるキャラの続編として連載、2025年2月4日完結 現在はアフターストーリーや、アナザーストーリーを不定期掲載中 ────────────── オンラインRPGの冒険中にパーティが全滅し、最寄りの街に死に戻りした俺。 気がつけばそこはモニター越しに見ていたはずの世界だった。 そして傍らには仲のいい1人のプレイヤー。 彼女の名前は鈴屋さん。 徹底したロールプレイで、男性プレイヤーから惜しみないサポートを受けてきた自称ネカマプレイヤーだ。 そのロールプレイがあまりに完璧すぎて、そのことを唯一知らされていたはずの俺まで、いつの間にか… 果たしてこの可憐すぎる鈴屋さんは 本当に「ネカマ」なのか それとも「ネカマ」を装った「女子」なのか ついでに俺達は元の世界に戻れるのか 思わずニヤニヤしてしまうラブコメ日常 ファンタジー×ニンジャの戦闘 たまにやってくる切ない話 3人のヒロインに翻弄されながら 時に笑い、時にシリアスに、時に切ない ニンジャの俺と、サモナーの鈴屋さんによる 甘酸っぱさ120％のラブコメ異世界奮闘記 ────────────── 【各電書サイトでコミカライズ版を販売中】　 ロジーヌさん作のコミカライズ版が、コンパスコミックス様から各電書サイトで配信中 配信先一部抜粋 Renta！ ブックウォーカー コミックシーモア ブックライブ Amebaマンガ Amazon ebook 紀伊國屋 セブンネット pixivコミック DMM ピッコマ LINEマンガ ゼブラック アニメイトブック dアニメ U-NEXT auブックバス マンガBANG honto comico 他にも配信されてますので、ぜひ検索！ 漫画版もどうぞよろしくお願いします

夏季休暇へ入り、増田琉海（ますだるかい）は地元へ帰省することにした。 そこで、三年前に亡くなったはずの親友、東雲雫（しののめしずく）と出会う。 なぜ彼女が生きているのか… なぜ村の皆は違和感を感じないのか… 琉海はそれらの謎を解き、東雲雫と再び向き合う。 再会するはずのなかった二人の、切ない夏の思い出を記したものである。

一人の夜、気まぐれで開いたマッチングアプリ。 そこには、フェラーリを背に立つ一人の男の後ろ姿。 見え透いたポーズ…のはずが、その背中から目が離せなかった。 こうして、偶然と必然が交差する物語が始まる。

ごく普通の男子高校生、佐藤健太は、憧れのマドンナ・星野美咲に密かに想いを寄せていた。しかし、彼女と話すときはいつも緊張してしまい、うまく言葉が出てこない。そんな彼の唯一の安息の場所は、ひびの入ったスマートフォンの画面の中だった。 健太は知らなかったが、美咲は癒し系の人気VTuber「ルナ」として活動していた。配信中は少し甘えた声になる彼女の二つの顔に、健太は夢中になっていく。 一方、健太の恋の相談相手は、もう一人のVTuber「ヒナ」だった。その正体は、健太に少しでも近づきたい一心でVTuberを始めたクラスメイトの佐倉陽菜。ヒナは、美咲とルナが同一人物であることを知る唯一の人物であり、健太の不器用な片思いを陰から応援するという、切ない立場に置かれていた。 そんな彼らの前に立ちはだかるのは、イケメン男子の田中隼人。美咲への一途な想いから、健太の恋路を邪魔していた。しかし、田中は健太を密かに見つめる陽菜の存在と、彼女の健気な恋心にも気づき始めていた。 新学期、健太はVTuber「ヒナ」に匿名で相談を始める。陽菜は親友・美咲の好みを熟知しているため、健太に慎重にアドバイスを送る。しかし、健太が美咲に近づこうとするたび、田中が先に声をかけ、健太は恋のチャンスを逃してしまう。 ある日の帰り道、田中は健太が落ち込んでいる姿を遠くから見つめる陽菜の姿を目にする。その直後、まるで健太を励ますかのようなVTuber「ヒナ」の配信が始まった。その不自然なタイミングから、田中は陽菜がヒナであると確信。彼は美咲への想いと、ヒナの健気な愛への共感の間で苦悩し、やがて健太とヒナを応援することを決意する。 ヒナのアドバイスで美咲との関係を深めていく健太。ある日、彼は緊張のあまり消しゴムを落としてしまうが、田中がそれを拾い、健太の手にそっと握らせる。 陽菜は、健太と美咲が仲良くなっていくのを見て、心の中で涙を流しながらも二人の幸せを願っていた。そして、健太もまた、美咲への憧れを募らせる一方で、自分を支えてくれるVTuber「ヒナ」の存在の大きさに気づき始めていた。 それぞれの想いが交錯する、もどかしくも切ない青春ラブストーリー。彼らの恋の行方は、一体どこへ向かうのか。

【完結保証】脱ぎ子、いわゆるストリッパーの少年・夕廉（ゆうれん）はとある夜、亜蘭（あらん）と名乗る少年踊り子と出会う。 踊り子になれるのは煌雅の民（おうがのたみ）の少年のみ。しかしながら亜蘭は夕廉と同じく、天羅の民（あまらのたみ）であった。 天羅の民を虐殺した煌雅の民に復讐するため踊り子となり、二人は煌雅の民の中枢機関・神邸（しんてい）へと乗り込んでゆく。 しかしながらそこで出会った煌雅の民と夕廉が恋に落ちたことで亜蘭が静かに狂ってゆき―― 憎しみ合う二つの民族。運命に翻弄されゆく少年少女達の激動と禁忌、そして愛の記録

どうしてネコは私を避けるの？　22年の謎が、祢古町で動き出す 22年間、どんな猫にも嫌われ続けてきた大学生の相沢美久 。彼女が最後の希望を託したのは、地図にない謎の町「祢古町」だった 。そこは、人間社会に疲れた者たちが猫へと姿を変え、穏やかに暮らす不思議な聖域 。しかし、猫たちの楽園のはずのその町でも、美久は決して越えられない「2メートルの壁」に拒絶されてしまう 。なぜ自分だけが嫌われるのか？ 答えは、彼女の血に秘められた特別な力と、この町の成り立ちの真実に隠されていた 。孤独な彼女の旅は、やがて町全体を巻き込む奇跡の物語へと変わっていく。これは、一人の女性の奇妙で切ない愛の巡礼記。 『この町のネコ、やっぱりおかしい』 https://ncode.syosetu.com/n1753kp/ 『この町のネコ、やっぱりおかしい　ー市立祢古小学校記録集ー』 https://ncode.syosetu.com/n0602kr/ 『この町のネコ、やっぱりおかしい　ゴーストハンター最後の配信』 https://ncode.syosetu.com/n8919kv/

むかしむかし、ある国に、森の中でひっそりと暮らす少女がおりました。 少女の名は、エマ。 優しくて、おとなしくて、少しだけ、人と目を合わせるのが苦手な子。 彼女は赤いずきんをかぶり、月に一度だけ町へ下り、静かに日々を生きておりました。 けれどある日、風が吹き、ずきんが飛んで。 雨がふり、誰かと出会って。 それが、すべての始まりでした。 忘れられた魔法の話。 古い血の記憶。 そして、誰かを信じるということ。 これは、誰かと手を取りあうことを恐れていた少女が、少しずつ、誰かを信じてみようとするお話。 恋をしたり、すれ違ったり、泣いたり笑ったり。 でも、これはただの恋物語ではありません。 心の奥にしまった小さな痛みと、小さなあたたかさを、ひと針ずつ編んでいくような、そんな物語です。

なにかを忘れた大人たちへ贈る、新時代風働き方物語。 満員電車、残業、空気。 いつの間にか「当たり前」になってしまった社会のルールに、若者は静かに「No」を突きつける。 そして、その声はかつて情熱を燃やしたベテラン上司の心に、忘れかけていた問いを呼び覚ます。 Z世代の新人達と、彼らに感化されていく上司・古賀が織りなす、少し切ない短編集。 1話完結型でお届けします。

35歳の陰キャ派遣社員のおっさんが、ある日倉庫の作業中に事故死。気が付くと幽霊になって異世界に。 彼は死んだ人間に憑依することで、その人間の記憶と能力を受け継ぐことが出来た。 ヘタレで地味な男の願望は、ただただ目立たず静かに生きること。 しかし、男が憑依した死体達の人生は皆、波乱万丈。平凡の要素などかけらもない。 そして、男は嫌々他人の人生の義務を背負わされて生きていくことに。 これは、消極的なダメ人間を自認するおっさんが、病弱な子供になったり、悪役少年になったり、エルフ少女になったりと、次々と別々の人間の人生を生かされて、嫌々奮闘していく、ちょっと切ないヒューマンギャグ冒険ストリーです。

【エトゥールの魔導師続編】 　大陸全土を襲った大災厄は、天から巨大な星が降ってくるという前代未聞の事態だったが、後の世に「エトゥールの魔導師」と称される一団とエトゥール王の賢明な行動により、被害は最小限に抑えられたと言われる――。 　そんな災厄後の世界で、１０代半ばでエトゥールの敏腕商人として名が売れている少女リルは、日々を暮らしていた。リルには、ずっと後悔していることがある。 「大災厄」とよばれる災厄の前に、自分が原因で養い親であり導師（メレ・アイフェス）であるサイラスが命を落としたことだ。 　彼の持っていた５体の小さな飛竜型の精霊獣（ウールヴェ）は、あの悲劇の日からずっと眠りについたままだった。サイラスが死んで、眠りについていたはずの精霊獣が、ある日突然目覚める。 ――もしかして……。 　リルは精霊獣の目覚めと導師（メレ・アイフェス）達の言葉に希望を持つが、期待は見事に粉砕されることになる。 　自分を溺愛していた過保護な養い親が、地上での記憶を失ってちゃらんぽらんな脳筋男として戻ってきた。しかもリルの名前さえ覚えようとしない無関心な状態だ。 　サイラスの師匠であるイーレは申し訳なさそうに、混乱するリルに言った。 「ごめんなさい。……昔のサイラスってあんな感じ」 　原体（オリジナル）の記憶がない複製体（クローン）は、複製体（クローン）と言えるのか？複製体（クローン）の存在証明（アイデンティティ）の定義とは？ 　師匠であるイーレと似た問題を抱えることになったサイラスの取る行動は？ 　科学の発達した世界から来た研究馬鹿な傾向がある問題児達が、異星で遭遇する事件と、それに巻き込まれ振り回される養い子の恋心の明日はどっちだ？　

敵を倒し、ミユの呪いを解いた祝福と喜びの中で、異変は起こる。 ミユの前世からの恋人であるクラウが倒れたのだ。胸には謎の刻印と靄が――それはミユとは異なる、新たな呪いなのだろうか。 解決の糸口を探る中で、人の心の闇、自身の名の意味、神の存在と対峙する。 『自分が何者なのか』を知る時、世界の見方は一変する。 七日間という限られた中で、ミユは地球での過去と、異世界での未来のどちらを選ぶのか。 閉ざされた世界の闇を知る、恋と運命のファンタジーです。 シリーズ【第二部】です。 NOVEL DAYSでも掲載しています。

見てくれよ。この町のネコ、本当におかしい。いや、おかしいのは俺なのか？ 再生数に飢える配信者「ゴーストハンター」。起死回生を賭け、数多の配信者が消息を絶った禁断の地「祢古町」へ単独潜入する。だが、そこは個を捨てた“元”人間たちが、奇妙な幸福に満たされて暮らす異界だった。 彼の決死の生配信は、やがて町全体を巻き込む狂気の儀式へと変貌し、画面の前の視聴者すらも蝕んでいく。招かれざる「餌」となった男を待つのは、死よりも残酷な救済か、それとも永遠に魂を消費され続ける地獄か。承認欲求の果てを描く、現代ネット怪談。 『この町のネコ、やっぱりおかしい』 https://ncode.syosetu.com/n1753kp/ 『この町のネコ、やっぱりおかしい　ー市立祢古小学校記録集ー』 https://ncode.syosetu.com/n0602kr/ 『この町のネコ、やっぱりおかしい　"猫に嫌われる女子"の奇妙で切ない巡礼記』 https://ncode.syosetu.com/n9176kv/

女の子なのに女の子として生きられなかった少女の切ない初恋物語。 三つの通り名を持つ通称クリスは辺境伯爵家の令嬢だが、両親からは放任されて育った。 その上従兄である王太子に散々利用され、いびられてきた。 そんな生活に見切りをつけて隣国へ留学して女性騎士の資格を得た。そして、卒業を控えていたある日、彼女の親友でもある、王太子の婚約者の騎士として雇用するから帰国しろ、という国からの手紙を受け取る。 しかし、帰国してみると、騎士とは餌であり、本当の目的は引きこもりになった王太子の側近である公爵家の令息と婚約し、彼を救えという命令だった。 ふざけるな！ 彼女は激怒した。なぜなら彼女には、すんなりとそれを受け入れるわけにはいかない事情があった。

【毎日21:10頃投稿予定】 表向きは明るく社交的、でもどこか冷めた視線で周囲を観察している高校生・芝浦山手（しばうら やまて）。 彼の退屈しかけていた日常は、クラスでも異彩を放つ、クールでミステリアスな同級生・城之崎光哉（きのさき こうや）に興味を持ったことから、静かに色を変え始める。 誰とも深く関わろうとせず、休み時間はいつも一人で本を読んでいる城之崎。 何を考えているのか掴めない彼から、芝浦はなぜか目が離せない。 観察を続けるうちに気づいてしまったのは、城之崎が校内の人気者である後輩・鷲那豊樹（わしな とよき）だけに向ける、特別な――そして、どこか切なさを秘めた眼差しだった。 この感情は何なのか？ 近づきたい、知りたい。 でも踏み出すことを躊躇してしまう。 不器用な視線が交錯する彼らの少し歪で切ない青春が、静かに動き出す。 適宜軽微な修正を行っています。

【全43話+エピローグ1話　8月29日(金)完結予定　月・水・金、21:00投稿　作中イラストあり】 ――「ひらめいたの！」―― 雨宮直央の幼馴染み、海堂エリカは蒼眼、金髪ツインテールの美少女探偵。 彼女の毎日は、日記を読むことからはじまる。 日常、謎、二人のちょっと切ない恋模様。 日常の暖かさに触れながら、次第に彼女の秘密が明らかに…… エリカの“秘密” それは、直央との関係を進められない最大の理由であり、 ふたりの未来を左右する“ある真実”へとつながっていく。 プロローグから張り巡らされた伏線、直央とエリカですら気づかなかった、真実に あなたは気づけるだろうか？ 日常の謎を追いながら、少女の核心に迫る物語。 ミステリー×ラブコメで描く、 切なくもあたたかな青春ストーリー、開幕。 ★ かわいい幼なじみとの“ちょっと不思議な同居生活”。 学校生活に潜む、どこか懐かしい青春の謎たち。 ありそうでなかった“日常×恋×ミステリー”を描いた、切なさとぬくもりの物語です。 エリカの魅力と、切なくすれ違う直央との関係。 そして謎解きの楽しさを通じて、あなたにもきっと、“エリカ”を好きになる 進捗報告はページ下部リンクから“X“へ！！ ※完結は第一部のみ(書籍一巻相当)。二部以降についての公開は未定です。

誰にも言えない恋をしている。 相手は、僕の担任――柚木先生。 放課後の教室で、そっと頭を撫でられたあの日から、心は止まらなくなった。 優しい声も、ふいに触れた指先のぬくもりも、すべてが胸に焼きついて離れない。 でも、この気持ちは叶わない。 恋なのか、憧れなのかさえ、もう分からないまま――それでも僕は、先生を探してしまう。 男子高校生が抱える、誰にも打ち明けられない秘密の恋。 切なく、静かに、胸を締めつける物語。

空が好きだ。 空の色が好きだ。 無限に広がる空を切り取った君の絵が好きだ。 陰キャ扱いされる高校二年生の夏希の趣味は、空を眺めること。偶然知り合った美大一年生の結陽は黄昏の絵を描くのが好きだという。最初に出会った神社は、空がきれいに見える。結陽が絵を描いている火曜と金曜に、自然と神社に通うようになっていた。 同じものが好きな結陽と心を通わせていく夏希。 　ある日、同じ高校に通う幼馴染の健太に突然告白されて、キスされる。その時、夏希は結陽への項心に気が付く。 　どうしても結陽に会いたくて、今日はいないはずの神社に向かうと、偶然にも結陽に出会えた。保護してもらった結陽の部屋で告白すると、結陽も夏希が好きだと返事をくれた。しかし、恋人にはなれないという。だから今まで通り友人でいてほしいとお願いされる。 　明確な理由も聞けないまま、今までの関係を受け入れる夏希。煮え切らない結陽の態度に思わず酷い言葉を投げてしまう。会うのは止めようと提案され、サヨナラされてしまう。 　何とか会って謝る糸口を見つけたい夏希は健太と共に結陽の個展に行くことに。 　好きなのに恋人になれない理由は何なのか。優しい結陽が時折纏う陰には、結陽の過去が関係していた。 　高校二年生の鳴瀬夏希(17)と大学一年生の茅野結陽（19）のちょっと切ないほんわかピュアラブ両片思いBL。 ※書きながらの更新なので、直しが入ります。すみません。

山あいの古びた稲荷神社に、人知れず住む二人の狐―― 元気なモナカと、静かなミタマ。 彼女たちは、訪れる人々の“願い札”に込められた小さな想いを読み取り、 ささやかに、静かに、その願いを叶えてゆく。 叶えられなかった約束。忘れられた誰かの声。伝えそびれた言葉。 彼女たちの手を通して、ふたたびつながる想いがある。 これは、三十三枚の願い札にまつわる、 少し切なくて、あたたかい――奇跡の物語。