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作者:彩瀬あいり/作品情報/Nコード:N1326JJ
短編 |
ミアがお仕えしはじめたマーガレットお嬢さま(五歳)は、大好きな『おじさま』のために、彼が働く王宮へ美味しいお菓子を届けようと考えた。
お屋敷に来た少年が父親の手伝いをしていると知り、子どもだって仕事ができるのだと奮起したらしい。
しかし五歳がひとりで出かけられるわけがない。
かくして、伯爵家によるひそかなバックアップのもと「お嬢さまのはじめてのおつかい」が慣行される運びとなった。そのお供に選ばれたミアは、お手製の菓子を持って王宮へ向かう。
馬車の中、バスケットに詰め込んだ、焼いたばかりのクッキーから立ち上がるのはシナモンの香り。
「シナモンはからい」としかめっ面をするマーガレットを見て、ミアは昔のことを思い出す。
そういえば子どものころ、年上の男の子と似たようなことを話して、シナモンの味を克服しようと考えたものだった。
シナモンクッキーには、初恋の男の子との思い出が詰まっている。
幼女が恋のキューピッドになって、初恋の君と再会する話です。
※他サイトにも掲載
エブリスタでは8000字へ改稿しております。
ジャンル:異世界〔恋愛〕キーワード: ネトコン13 ほのぼの 女主人公 西洋 ハッピーエンド 勘違い 初恋の思い出 お菓子 幼女 はじめてのおつかい 幼なじみ 再会 恋のキューピッド 初恋こじらせヘタレ男 最終更新日:2024/08/06 20:07 読了時間:約21分(10,405文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 8,502 pt ブックマーク: 404件 評価人数: 852 人 評価ポイント: 7,694 pt |
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