《俺の作った『次元刀』が最強の竜をあっさり斬り殺しちゃったんだが――。》 気づくと異世界の森の中に転移していた三十代のおじさん、十六夜剣三。 やりこんでいた鍛冶商店経営シミュレーションゲーム【ソードクラフト：刀剣鍛造】のデータを引き継いでいた剣三は、「あっ、ここゲームの世界なんだ！」と思い込み、さっそく拠点や武器をクラフトしてサバイバル生活を開始するが……。 「……なんか俺だけゲームシステム違うくない？」 剣と魔法のナーロッパに転移したおじさんが、のびのびスローライフで異世界を破壊してしまうお話。 ※このお話はカクヨムにも投稿しております。 ※二章以降、なろうでの更新予定はありません。

　真っ白な空間で目を覚ましたユウタとサクラ。 　二人の前に現れたのは、主人公がスマホを持って異世界に転生する某有名なろう小説に出てきそうな神様風の老爺だった。 「という訳で……　お前さん達は死んでしまった」 「はぁ……」 　某有名なろう小説のセリフをオマージュする神様風の老爺に、悪乗りをするユウタ達。 　神様風の老爺は、チートを持って異世界に行かないかと、二人に問いかける。 　元々、絵に描いた様な悪ガキだったユウタが求めたのは『魔法チート』 　元々、絵に描いた様な努力嫌いだったサクラが求めたのは『種族チート』 　チートを貰い、いざ異世界に転生した二人だったが…… 「わーお……　超でっけぇ」 「わーお……　超ちっせぇ」 　種族チートのサクラは、大陸さえも踏み潰せるほどの超巨大美少女になっていたのだった。 　幾らでも最強魔法が撃ち放題なユウタと、歩くだけで大虐殺を起こしてしまうサクラ。 　これは世界を、文字通りに股に掛け、異世界に希望と絶望と破壊と恐怖を振り撒く冒険物語。 【ウケるタイトルを考案中です。タイトルがコロコロ変わります】 【感想の投稿制限を解除します。未ログインでも感想を送れる筈です】 【巨大娘とかTSFとかが嫌いな人は回れ右な感じなので、よろしくお願いいたします】 【投稿のタイミングは週初めの平日です。大体は月曜日ですが、連休などで変わる事もあります】