王国で騎士として働くアレックスには、年の離れた婚約者がいる。名前はポーリン。政略による婚約だが、アレックスはポーリンの事を妹のように可愛がって大事にしていた。……のだが。 「アレックス様。抱いてください」 　久方ぶりに顔を合わせたポーリンは、とんでもない事を言い出して……？ 　国を揺るがす一大事の裏で、すったもんだ（？）するアレックスとポーリンのお話。 　ごく普通に真面目な年上騎士×思い込むと少し頑固で走っちゃう年下令嬢の、コメディにならなかった短編です。 　■ 　続編というか副団長視点的なものを投稿しました。 　■ 　昔書こうとしていたとある短編の裏側的な短編なので、主人公たちとは別に物語の本筋っぽいものがあります。もっと短い予定が予定にない展開が挟まってしまいました。元はギャグというかコメディ風味にするつもりが、書けば書くほどコメディから離れていく。コメディとかほのぼのとか書こうとしたんです。本当なんです。 　■ 　カクヨム、Pixivにも掲載しております。

団長とはそういう関係じゃないんだよ。団長の恋を応援してるだけなんだから。 副団長視点 【騎士団長の愛妻弁当を、副団長が毎日自慢してくるんだが】の続き